2025年12月29日月曜日
保有資産棚卸 2025年12月末
2025年12月8日月曜日
2025年 12月投資環境レビュー
本日は12月8日。師走の名の通り公私ともに忙しく過ごしています。
投資環境レビューは、できれば毎月更新しようかとも思っていたのですが、どうまとめたものかというのを試行錯誤していたら、米国の政府閉鎖で統計が出てこなくなるしで、まとめるデータが更新されずじまい。政府閉鎖も解けたので、そろそろデータもボチボチ出てくるでしょうから、ここらでもう一度まとめてみます。
1.日米のマネタリーベース
日米の中央銀行は協調してマネタリーベースを縮小していってます。量的引き締めは日米の株価に下押し圧力がかかるはずなのですが、株価はお構いなしに最高値近辺に張り付いており、ちょーっと怖いですね。
2.米国の金利とインフレ率、失業率
続いて、米国の政策金利、10年金利とインフレ率(PCE前年比)とブレークイーブンインフレ率(期待インフレ率)の推移です。PCEでのインフレ率は高止まりですが、政策金利は景気後退懸念でジワ下がり。10年金利も4%と高止まりですけど、期待インフレ率は2%と安定的です。
米国の失業率とインフレ率は、9月時点とやや古い情報ですが、インフレ率5%、失業率はやや上昇傾向。こりゃ、政策金利を下げたくもなります。
3.日本の金利とインフレ率、失業率
さて、問題の日本です。日本のコアコアCPIは直近で1.6%で停滞、対して日銀が重視しているという消費者物価指数の刈込平均値は2.2%でやや上振れ気味。どうやら、ここを根拠に日銀は政策金利を引き上げようとしているのか、ですね。直近のGDPもマイナスだった所に本日、下方修正のニュースがあった所です。こんなので利上げは意味不明ですよ。分かっていますね?植田さん。
日本の失業率とインフレ率です。こちらのインフレ率は消費者物価指数の刈込平均値で見ています。コアコアCPIであったとしても、似たようなところをフラフラしています。日本のフィリップ曲線は、曲線じゃなく直角線ですねぇ。何なんでしょう。
4.為替
そして問題の為替です。みんな何かそれらしい理由で語っているけど、納得のいく理由が分からない円安ですね。上のグラフは為替と日米の実質政策金利の差、実質長期金利の差の推移です。米国のほうは、政策金利-ブレークイーブンインフレ率、名目10年金利-ブレークイーブンインフレ率です。日本の方は、期待インフレ率ではなく消費者物価指数の刈込平均値を名目金利から引いたものを実質金利としました。
2022年以降の推移から、実質金利差と為替の相関を見て、近似式を作成してみました。為替は相変わらず暴れていますが、まあ、悪くないでしょう。なお理論的には日米のマネタリーベースの比も並べていますが、為替にはほぼ影響が見られずです。
直近は沖縄周辺にPLAの空母がこんにちわしています。台湾は常にPLAに包囲されるようになって久しいですが、とうとう日本にも眼に見える形で軍事的な圧力をかけてきています。伝統的に戦争に弱い中国が全面戦争に突入するような真似をするとは思いませんが、その代わり、それ以外のことは何でもやってきます。デフレからの脱却、加速の局面を地政学リスクが頭を抑える構図になってきました。
難しい舵取りになりますが、2026年もどうか無事に爆益が実現しますように。
2025年7月28日月曜日
2025年7月度 投資環境レビュー
本日は2025年7月27日日曜日、政治経済において重要なイベントをこなした一週間でした。 ちょうど一週間前の参院選の石破自民大敗。それを待ちわびたかのように7月22日にトランプ大統領関税交渉の妥結の発表。でも、交渉の結果何が決まったのか、未だに判然としません。何なんですかね、これ?普通、日米の共同声明でこんなことが決まりましたって発表するよね。なのに、日経平均は1500円ほど上昇するし。
こんな時は、しっかし足元を見直して、今がどういう状況なのかを見つめ直す所からですよね。ということで、株価に関連しそうな経済指標をまとめてみました。
1.マネタリーベース
マネタリーベースの拡大による金融緩和は、いわゆる金融相場による株価上昇を生み出します。2019年末のコロナ禍での大規模な金融緩和、その反動のインフレを抑えるため、2022年から日米ともにマネタリーベースの拡大は見られません。直近は、日米で完全にリンクしているんですね。2.金利とインフレ率
まずは、米国の金利とインフレ率を見ていきます。直近、みんな4%ぐらいになってきてますね。インフレ率は、CPIじゃなくてPCEから作成しています。政策金利は緩やかに下げていくのでしょうね。気になるのは超長期金利がジワジワ上がってきているところ。どうなるんでしょうね。3.インフレ率と失業率
4.為替
ドル円の為替については、日米のマネタリーベースの比と、2000年からの日米10年国債利回りの差から算出した近似値の推移を併記します。うーん、円が弱すぎますね。5.株価予想
景気後退、景気後退といわれていた割には、SP500は高止まり。これはおもちゃですけど、マネタリーベースや、政策金利、失業率、インフレ率で回帰分析で割り出したSP500の近似式との比較です。直近は6000ポイント越えですしね。対して近似式は4600ポイントがせいぜい。どう見ても割高。。。
対して、同様に日本のマネタリーベース、政策金利、インフレ率失業率、為替、SP500を回帰分析して割り出した日経平均の近似式との比較です。きれいに一致していて割高感は無いです。
日経平均も、同じくマネタリーベースは据え置き、政策金利は0.25%UP、インフレ率と失業率は据え置き、ドル円は135円、日経平均は6%DOWNって所かな?
これから関税を引き上げるというのだから上昇はないだろ、、、と思うんですけど、どうなっちゃうんですかね。
2025年7月5日土曜日
保有資産棚卸 2025年6月末
さて、2025年も半年が経過したので、ここで私のポートフォリオのチェックをしていきます。
トランプ政権が発足して半年、株式市場を早速引っ掻き回してくれました。トランプ関税ショックであわやAIバブル崩壊か!?と焦らせてくれました。その際は、事前に売れるものは売っていくことで、上手く切り抜けたと自画自賛したものですが、気付けばSP500は最高値圏、日経平均も4万円台に復帰して上半期終了を迎えました。
このような投資行動がいかなる結果をもたらしたか、パフォーマンスチェックします。
じゃじゃーん!オルカン、NASDAQ、日経平均、主だった指標に対して、ドル建てで見ても、円建てで見ても、完全にアウトパフォームしました。やったね!
まあ、これはちょっと出来過ぎです。トランプショック回避成功みたいなことは、そうそう上手くいくものではないですし。驕ることなかれ。油断せず手堅くいきたいと思います。
ポートフォリオの構成比率の変化を見ていきます。
当たり前の事ですが、日々の投資行動と市場のトレンドを反映したものになっていますね。では、個別に中身を見ていきます。☆は毎月購入銘柄。赤字は新規購入銘柄になります。
1.長期国際分散投資
有事に備えるための待機資金とゴールド、そして換金性の高い債券。このご時世ならもう少し集めに確保しないといけないなと思いながらも、構成比率はこんなものです。
ゴールドは少し売りました。中露の息切れを見越して、そろそろ一旦天井を迎えるだろうと見越しての事です。TLTは、トランプの利下げ要求はあるものの、上がり続ける株式の比率を抑えるために、少しだけ買っていってます。毎月、配当があるので嬉しいんですよね♪
さて、トランプショックの危機は一旦は過ぎましたが、関税の猶予期限は後僅かです。石破内閣では事態を打開することは出来そうにもなく、どうやら日本経済は更なる危機を迎えることになりそうです。でも、売れるものは全て売りましたので、後はやることは同じです。せいぜい余剰資金の投入タイミングを推し測るだけなのですが、やるのかなぁ、やるんだろうなぁ。やっちゃったら、1年、2年は変わらないだろうから、さてどう凌ごうか。
2025年3月2日日曜日
SP500と日経平均のリターンとリスクの覚書
この覚書を書いているのは、2025年3月2日。杞憂でなければ、どうも株式市場は調整がありそうなので、ここで過去のデータを見て、どの程度の調整がありえるものなのかを見ておこうと思います。
元データは、2012年から2025年2月28日までのSP500と日経平均225です。2012年はFRBがフォーワードガイダンスを始めた年。リーマンショックを乗り越え中央銀行と株市場が対話する新たな取り組みが、ここから始まりました。
こうして見ると、日経平均はSP500と互角のパフォーマンス!って思ってしまいましたが、よくよく考えたら、SP500はドル建て、日経平均は円建てなので。2012年と言えば、悪夢の民主党による円高放置政策によって1ドル78円ぐらいでした。今の半分です。つまり、SP500のパフォーマンスは、円建てにすると上図の倍です。。。
さて、SP500はドル建て、日経平均は円建てで、リターンとリスクを見ていきますと。
日次のデータから、自分で集計して気づいたのですが、米国と日本だと市場の営業日が違うんですよね。一般的に一年の営業日は250日とするから、日次から年次にリターンを換算するには、
年次リターン=250×日次リターン
日次のリスク(リターンの標準偏差)を年次の標準偏差に変換するには、年次リスク=√250×日次リスク
でことなんですが、営業日を実際カウントしてみると、、、
アメリカ人の方が良く働いてますやん! 一日当たりのリターンが同じでも、米国の方が3%営業日が多いので、年率に換算したら、3%リターンに差がつくことになります。微々たるものではありますが、複利でこういう所も効いてくるのでしょうね。どれくらいの調整を想定するかですが、例えばこんな感じ。
・例題
2年間で1回発生する、2カ月程度続く下落局面では、どの程度下落を想定すればよいか。
簡略化のため、日次リターン0.05%、日次リスク1.0%、月営業日21日、年営業日250日とします。
2カ月の間の下落という事なので、期間42日のリターン(R)とリスク(σ)は、
それぞれR=42×0.05=2.1%、σ=√42×1=6.48%。
2年に1回程度の発生頻度、、、500日÷42日=11.9回 ですので、11.9回に1回=8.4%の発生頻度と考えます。8.4%の発生頻度は、標準正規分布表を見ると、1.34σの水準であることが分かります。
R-1.34×σ=2.1-1.34×6.48=-6.84%
ここで注意しないといけないのは、標準正規分布表の見方です。~以上(以下)の値を取る確率を読んでいる訳なので、2年に一回程度、2カ月の下落局面では6.84%『以上』は下落してしまうことを意味します。
じゃあ、どこまで下落する可能性があるのかと言われれば、正規分布に従うと仮定する統計上では、いくらでも下落する可能性が出てきます。
それでは困ってしまいますので、目安として、2σ水準、3σ水準、も見ておきます。
R-2σ=-10.9%
R-3σ=-17.3%
2σ水準の下落局面の発生頻度は、44回に1回(44×2=88か月に1回)、3σ水準の下落局面の発生頻度は、740回に1回(740×2=1480か月に1回)です。
実際はテールリスクがあるので、もっと発生頻度が高いのが実態ですが、まあ、10~20%の下落を想定しておきましょうというのは、妥当なのでしょうね。
投資は自己責任、自分の許容リスクの範囲で投資をするようにしましょう。
2025年1月1日水曜日
保有資産棚卸 2024年12月末
もうすぐ、2024年も終了。紅白を見ながらこのブログを更新しています。いつもだったら年末はチャンネルをザッピングしながら過ごすのですけど、久しぶりにテレビに目が釘付けになっています。ちょっと楽しい。
さて、半年おきの保有資産の棚卸をしていきます。今年も色々ありましたけど、資産は大きな成長を示しました。ちょっと嬉しい。
早速ですが、この半年の私のポートフォリオと代表的な株価指数についてパフォーマンスを見ていきます。
じゃーん!ていうか、日本株は、さっぱりだったんですね。去年末はあれだけ盛り上がって、そして今年の前半は確かな勢いがあったんですけどね。7月末の植田ショック、9月末の石破ショックで完全に勢いを削がれました。資産の4割が日本株資産を占める中で、このパフォーマンスなら上出来です。
では、ポートフォリオの内訳を見ていきます。まずは概要です。ドル資産は、1ドル156.79円(2024年12月31日時点)で円に換算しています。
パフォーマンスが冴えないのは、ちょろちょろ手を入れたりしていますが、構成は大きくは変わりませんでした。
詳細を見ていきます。☆は毎月購入銘柄。赤字は新規購入銘柄です。
世界経済のエンジンたる米国はトランプに代わって、前期の実績を考えれば、エキセントリックな言動とは裏腹に、現実的な政策で米国を運営していくでしょうし、ウクライナでの停戦交渉はじめ地政学リスクも低下していって、長い目で見れば株式にとってプラス要因。
対して、日本はというと、植田日銀と石破政権は明らかにリスク要因。早すぎる利上げの実行と、増税緊縮路線から抜け出そうとしない弱体政権は、日本株式に対する重い足かせ。
これだけ見ると米国株一択なんですけど、米国株は割高局面でしかも景気後退直前。やりずらいんだよなぁ。割安のJ-REITと米国債を積み増しながら、当面は様子見、、、かなぁ。




























