2020年3月1日日曜日

モメンタム投資月報 2020年2月末 コロナショック第一波回避の巻

 とうとう、米国市場にコロナショックが直撃しました。そして我が国も学校の休校、イベントの中止等、非常事態モードへ。コロナウイルスが何時どのように終息するのか、先行きが見えない不安が経済を揺るがします。

 日本では、戦争や災害、疫病、テロ等など、そういった事態に国が備えるのは憲法?で禁止されているようで、実際に起きちゃったら、その時の空気に従って、各人が自己責任で行動しなくてはなりません。

 これって本当に恐ろしいことだと思うんですが。。。

 そうは言っても、今、やらないといけないのは、来るべき致命的な暴落に備えて、資産を守ることです。今月も確定拠出年金制度を利用して、モメンタム投資を行っていきます。
 それでは、2月度の状況を確認をしていきましょう。ブログ更新です。

・2020年2月末
        DIAMDC国内株式
インデックスファンド 
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS DC新興国株式インデックス 野村新興国債券インデックスF(確定拠出) DC日本債券インデックス・オープン
過去リターン
(3か月)
-11.4% -4.8% -2.1% 4.7% 0.7%
過去リターン
(1か月)
-10.3% -7.9% -3.6% 0.5% 0.7%

 いやー、危ない所でした。単純なモメンタム投資のルールにのっとれば、先進国株にポジションを取るところでしたが、今年からローソクチャートの見方を取り入れて、新興国債権にスイッチしていたので、見事、-7.9%の下落を回避できました。

 コロナショック第一波、回避成功です!

 さて、過去リターン(3か月)のトップは、新興国債券なのですが、あちゃー、こっちも大きな上ひげが出てしまいました。

 新興国債券、月の前半は順調だったのですが、月末に一気に落ちてしまいました。ということで、日本国債権にスイッチします。まあ、これは今の情勢を考えれば、無難でしょう。

 結構頻繁にスイッチしてしまっているのですが、最近の悩みは、ファンドの売却指示をしてから、別ファンドに切り替わるまでの期間です。10日はかかってしまっています。
 2か月に1回ぐらいはスイッチしていますから、結構な期間、ノーポジションになってしまいます。年間約260日、そのうち6×10日=60日分のリターンを失うことになります。もちろん、長期にわたる下落は確実に回避できるのだから、そのメリットを考えれば、、、
 投資信託じゃなくて、ETFみたいなので運用できれば良いんですが、まあ、確定拠出年金で頻繁なスイッチは邪道なのかしら。

 万能の聖杯を探す旅は、まだまだ続きます。