2020年7月16日木曜日

OECD景気先行指数(CLI)から読み解く景気循環 2020年7月

 OECD景気先行指数(CLI)をもとに作成した景気循環図を更新しました。そろそろコロナウィルスの影響が反映されているので、ここで確認しておこうと思います。

 まずは、世界最強国家 我らがUSAです。
おー、早速、振り切ってしまいましたね。景気循環が、いきなり底が抜けたという感じです。今はそのどん底から通常のサイクルに戻ろうとしている最中というのが分かります。

 続いてヨーロッパです。
こちらも一旦振り切ってしまっています。 アメリカと同様、復帰の最中ですね。

 そして、中国です。
中国。。。
一番落ち込みが激しいですが、もう景気回復期に入っています。
う~ん。本当?

 そして日本です。
なんか、他と比べるとちっちゃいですねぇ。落ち込みも他に比べればマシでしたが、戻りも弱いです。日本ってモメンタムが小さいんですよね。よく言えば安定。悪く言えば停滞。。。

 まあ、でも、取り合えずコロナ禍の底は付いたというのは、見て取れたと思います。後は後は登っていくだけです。頑張っていきましょう。



2020年7月9日木曜日

保有資産棚卸 2020年上期

 今年半年が過ぎて、気づいたら七夕も過ぎてしまいました。
七夕の願い。それはFIRE。もう働きたくない。ただそれだけなのに、織姫様も彦星様も、中々私の願いを叶えてくれませんねぇ。。。

 さて、半期に一度の資産の棚卸。コロナ禍の直撃を受けて、思うところもあって目標ポートフォリオを定めました。今の現状を見直し、これからの投資戦略を見直す機会としたいと思います。

では、まずは一覧です。
☆:毎月積み立て対象
赤:新規購入銘柄

1ドル107.51円(2020年7/4時点)
種類 銘柄コード 銘柄 構成比率
バランスファンド
☆セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 7.8%
バランスファンド
☆セゾン資産形成の達人ファンド 8.7%
日本株式アクティブファンド
☆ひふみプラス 1.3%
日本株式アクティブファンド
☆結い2101 6.2%
米国株アクティブファンド
eMAXIS Neo 宇宙開発 2.3%
日本国債券
三菱UFJ 日本国債ファンド 5.3%
新興国債券
三菱UFJ 新興国債券ファンド 通貨選択シリーズ 1.3%
日本株ETF 1478 ISMSCI高配当ETF 4.5%
米国株ETF 1655 ISS&P500米国株 2.2%
米国株ETF PFF iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF 4.0%
米国株ETF VYM バンガード・米国高配当株式ETF 4.1%
米国株ETF HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF 4.3%
米国株ETF VIG バンガード・米国増配株式ETF 0.7%
米国株ETF ZMLP Direxion ザックス MLP 高配当ETF 0.4%
英国株ETF 1389 UBS英国大型株100 1.0%
日本株式個別 2876 デルソーレ 0.3%
日本株式個別 4188 三菱ケミカルHLDGS 0.7%
日本株式個別 5020 ENEOSホールディングス 0.6%
日本株式個別 6141 DMG森精機 1.4%
日本株式個別 6175 ネットマーケティング 0.3%
日本株式個別 6503 三菱電機 1.5%
日本株式個別 7011 三菱重工業 2.7%
日本株式個別 7012 川崎重工業 1.6%
日本株式個別 7013 IHI 1.6%
日本株式個別 7201 日産自動車 0.2%
日本株式個別 7211 三菱自動車工業 0.1%
日本株式個別 7242 KYB 1.0%
日本株式個別 7270 SUBARU 2.4%
日本株式個別 7921 TAKARA & COMPANY 1.0%
日本株式個別 8306 三菱UFJフィナンシャルG 0.5%
日本株式個別 8593 三菱UFJリース 0.5%
日本株式個別 8739 スパークス・グループ 0.5%
日本株式個別 9468 KADOKAWA 1.2%
日本株式個別 9503 関西電力 0.6%
日本株式個別 9945 プレナス 0.9%
米国株式個別 BA ボーイング 2.1%
米国株式個別 GD ゼネラル・ダイナミクス 1.3%
米国株式個別 LMT ロッキード・マーチン 3.1%
米国株式個別 NOC ノースロップ・グラマン 1.8%
米国株式個別 CARR キャリア・グローバル 0.1%
米国株式個別 OTIS オーチス・ワールドワイド 0.2%
米国株式個別 KO コカ・コーラ 0.5%
米国株式個別 MCD マクドナルド 2.7%
米国株式個別 MO アルトリア・グループ 0.7%
米国株式個別 PG プロクター・アンド・ギャンブル 2.1%
米国株式個別 RTX レイセオン・テクノロジーズ 1.2%
米国株式個別 1476 ☆Iシェアーズ・コアJリート 2.0%
米国株式個別 1659 ☆IS米国リートETF 1.7%
コモディティ
☆マイゴールドプラン金 4.4%
コモディティ
☆マイゴールドプランプラチナ 2.4%

 JCコムサ改めデルソーレは、近所のスーパーのPBとして売っている冷凍ピザが美味しくて、ちょくちょく買っているのと、そして巣篭り銘柄として買ってみました。コロナショックの最中に買ったので、今の所プラス。

 後は新規は無し。コロナショック最中に、ちょろちょろナンピンしていました。
その甲斐があったのかどうかというと。。。

 投資対象の種類について、構成比率を見ていきましょう。


2020/07/04 2019/12/28 2019/06/28 2019/01/06
バランスファンド 16.5% 15.3% 24.1% 26.6%
日本国債券インデックスファンド 5.3% 5.2% 0.7% 0.9%
先進国債券インデックスファンド 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
新興国債券インデックスファンド 1.3% 1.0% 0.0% 0.0%
日本株式アクティブファンド 7.5% 7.9% 8.1% 9.8%
米国株アクティブファンド 2.3% 1.9% 0.0% 0.0%
日本株式インデックスファンド 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
日本株ETF 4.5% 4.7% 4.5% 4.8%
日本株式個別銘柄 19.7% 22.1% 20.9% 18.8%
米国株ETF 15.7% 16.4% 17.6% 15.9%
米国株式個別銘柄 15.8% 15.8% 16.6% 15.4%
英国株ETF 1.0% 0.0% 0.0% 0.0%
新興国株式インデックスファンド 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
日本REIT ETF 2.0% 1.8% 0.5% 0.1%
米国REIT ETF 1.7% 1.7% 0.5% 0.1%
コモディティ 6.8% 6.2% 6.5% 7.6%

 日本株式壊滅。。。
米国株も大分買い足したはずなのに、増えていない。。。
つまりはそういうこと。

 景気敏感株であるインダストリーセクション(しかも航空機がらみ)が、かなりの比率を占めているので、TOPIXもダウもインデックスは戻ってきているのに、鈍い戻りです。
辛み投資家に仲間入りしちゃいました。

 今の状況では、当面、航空需要の伸びは期待できない状況です。ですが、10年、20年先を見据えれば、航空、そして宇宙こそが新たなフロンティアとして輝きを増していく。そう信じて、気長にホールドしていく所存です。

 そして、先日定めた目標ポートフォリオと現ポートフォリオの対比です。

ポートフォリオ・コア

長期積み立て
銘柄 現PF 目標PF 備考
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 16.3% 25% 国際分散
セゾン資産形成の達人ファンド


日本国債券+金プラチナ 11.9% 5% ディフェンス
鎌倉投信 結い2101 6.1% 5% 日本応援
ひふみ投信 ひふみプラス 1.3% 5% 日本応援+グロース
eMAXIS Neo 宇宙開発 2.2% 5% 航空・宇宙・防衛+グロース
キャッシュ(待機資金) 1.0% 5% 機動資金




ポートフォリオ・サテライト

配当狙い+グロース
銘柄 現PF 目標PF 備考
REIT(ISコアJリート1476+IS米国リート1659) 3.7% 10% 高配当
IS MSCIジャパン高配当利回り 1478 4.5% 10% 高配当
IS S&P500米国株 1655 2.2% 5% グロース
UBS ETF英国大型株100(FTSE100) 1389 1.0% 5% 高配当
米国高配当ETF(PFF+VYM+HDV) 12.4% 10% 高配当
日米航空宇宙防衛 個別株 19.2% 5% 航空・宇宙・防衛+グロース
その他 個別株 18.0% 5% 色々。。。

今後の投資行動としては、、、
・個別株は購入禁止!
・航空宇宙防衛銘柄はホールド。その他個別銘柄も今売却しても損するだけなのでホールド。
・ひふみプラスとREIT、FTSE100にオーバーウェイト。

 悩みどころは一般NISAの使いどころ。ドル資産保有の目的もあって、全て米国株・ETFに投資してきました。今年の一般NISA枠は、ほぼ使い切っているので、良いのですがNISAと一般口座で別々に同じ銘柄があるのも集計が面倒だし。なんだかなぁ。

 思い切って、積み立てNISAに切り替えて、資産形成の達人ファンドに当てががおうか。
それとも、目標PFをもう一度見直すか。。。

 年末まで、少し考えます。

2020年7月4日土曜日

モメンタム投資月報 2020年6月末 一喜一憂

 さて、2020年も半周を迎えました。
 毎年、国内外で色々騒がしいイベントが発生するものですが、今年は何といっても、コロナ禍ですね。全世界で死者50万人。先進国では収束しつつあるものの、今度は新興国が襲われています。なんとも不穏です。

 市場もコロナと、その他の不穏な動きに一喜一憂しながら揺れ動いています。では、その波に上手く乗るためのモメンタム投資、どうなっていくのか。市場を振り返ります。

2020年6月30日時点

DIAMDC国内株式インデックスファンド 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS DC新興国株式インデックス 野村新興国債券インデックスF(確定拠出) DC日本債券インデックス・オープン
過去リターン(3か月) 11.2% 16.7% 18.9% 9.0% -0.6%
過去リターン(1か月) -0.2% 1.9% 8.1% 1.8% -0.4%

 今月のトップパフォーマーは、なんと新興国株式でした。とはいっても、私、新興国株はモニターしているだけで、投資対象ではないのですが。。。
先進国株が落ち着いたので、出遅れていた新興国株がついてきたといった所でしょうか。

 そして、私、先月、日本国株にスイッチしていただのですが、-0.2%と微減です。ガックシ。コロナ禍からの立ち直りは、一端ここまでのようです。
 3か月リターンは、新興国株がトップですが、ルール上は先進国株にスイッチ、と行きたいところなんですが、ローソクチャートを見るに、日本国株、先進国株に大きめの上ひげ発生。



 うーん、良くないサインが出ています。乗り換える先が無いので、一端、日本国債券に避難し直します。

 米国はトランプさんが、自由と人権に反する中国をぶっ叩き、そして経済を盛り上げてきたのに、ここにきて、ANTIFAだかBLMだかで暴徒が暴れまわって、再びコロナ感染者を増やしています。

 米国市場もその空気を読んでがブレーキがかかってしまいました。日本にも、同類の連中がいますが、本当に余計なことをしてくれますね。

 さて、それでは、2020年下期も無事生き残らんこと。