2018年7月8日日曜日

2018年上期ポートフォリオ チェック

  2018年前半戦終了。半島での戦争は一見遠のいたようで、目先の焦点は米中貿易戦争。でも、安全保障環境は改善した訳でもなく、危機は継続したまま。そんな様子を知ってか知らずか、景気循環を捉えてか、株価はフラフラ。後半戦を始めるその前にポートフォリオをチェックしてみます。
  
 2018年7月8日時点の構成銘柄
 ☆は毎月購入している銘柄
 赤字は上期に購入した新規銘柄
種類 銘柄コード・ティッカー 銘柄
バランスファンド
eMAXISバランス(8資産均等型)
バランスファンド
☆eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
バランスファンド
☆セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
バランスファンド
☆セゾン資産形成の達人ファンド
バランスファンド
GCIエンダウメントファンド(成長型)
日本株式アクティブファンド
☆ひふみプラス
日本株式アクティブファンド
☆結い2101
日本株式インデックスファンド
SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン
日本国債
ニッセイ国内債券インデックスファンド
日本株ETF 1478 ☆ISMSCI高配当ETF
米国株ETF 1655 ☆ISS&P500米国株
米国株ETF PFF iシェアーズ 米国優先株式 ETF
米国株ETF VYM バンガード・米国高配当株式ETF
米国株ETF HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
米国株ETF ZMLP Direxion ザックス MLP 高配当ETF
日本株式個別銘柄 4350 メディカルシステムネットワーク
日本株式個別銘柄 5020 JXTGホールディングス
日本株式個別銘柄 6141 DMG森精機
日本株式個別銘柄 6503 三菱電機
日本株式個別銘柄 7011 三菱重工業
日本株式個別銘柄 7012 川崎重工業
日本株式個別銘柄 7201 日産自動車
日本株式個別銘柄 7211 三菱自動車工業
日本株式個別銘柄 7270 SUBARU
日本株式個別銘柄 7921 宝印刷
日本株式個別銘柄 8306 三菱UFJフィナンシャルG
日本株式個別銘柄 9468 カドカワ
日本株式個別銘柄 9503 関西電力
米国株式個別銘柄 BA ボーイング
米国株式個別銘柄 GD ゼネラル・ダイナミクス
米国株式個別銘柄 LMT ロッキード・マーチン
米国株式個別銘柄 NOC ノースロップ・グラマン
米国株式個別銘柄 MCD マクドナルド
米国株式個別銘柄 MO アルトリア・グループ
米国株式個別銘柄 PG プロクター・アンド・ギャンブル
米国株式個別銘柄 UTX ユナイテッド・テクノロジーズ
コモディティ
☆マイゴールドプラン金
コモディティ
☆マイゴールドプランプラチナ




2018/07/07 2017/12/31 2017/07/10
バランスファンド 28% 28.3% 30.8%
日本株式アクティブファンド 9% 8.0% 8.9%
日本株式インデックスファンド 1% 2.9% 2.6%
新興国株式インデックスファンド 0 1.6% 1.8%
日本国債権インデックスファンド 1% 1.0% 1.2%
先進国債券インデックスファンド 0 0.5% 0.6%
日本株ETF 5% 3.7% 3.3%
米国株ETF 16% 13.2% 16.1%
日本株式個別銘柄 19% 22.6% 15.3%
米国株式個別銘柄 15% 10.5% 10.1%
コモディティ 7% 7.9% 9.4%

 新興国株式インデックスファンドと、先進国債券インデックスファンドは売っちゃいました。ポートフォリオ見直しの結果ですが、うん、良いタイミングで売れました。

バランスファンドを各アセットに分解すると、、、



2018/07/07 2017/12/31 2017/07/10
日本債権 3.0% 2.8% 3.8%
先進国債権 4.8% 5.3% 5.7%
新興国債権 1.3% 1.4% 1.5%
日本株式 32.2% 37.1% 29.8%
先進国株式 42.3% 34.9% 38.8%
新興国株式 2.9% 4.6% 3.7%
日本REIT 1.4% 1.4% 1.6%
先進国REIT 1.4% 1.4% 1.6%
4.1% 4.3% 5.0%
プラチナ 3.3% 3.6% 4.3%
現金 3.4% 3.2% 4.2%

 ありゃりゃ、日本株式が減って、先進国株式が大幅に増えてしまった。両者を均等に構成するのが私の方針でしたが、今年は米国株を購入するペースが早すぎました。

2018年上期に買った銘柄は、こちら。
・LMT ロッキード・マーティン
・UTX ユナイテッド・テクノロジー
・6503 三菱電機
いずれも、欲しかった航空宇宙・防衛銘柄ですが、購入するタイミングが悪くて、皆赤字になっちゃいました。ドル転のタイミングは良かったんですよ。でも、こうも株価が奮わないとねぇ。。。

・HDV  iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
そして、HDVを遂に購入です。PFF、VYMに続く米国株式高配当系ETFですよ。
良いですよね。HDV。良い。

2018年下期の投資方針
 高配当+航空宇宙・防衛ポートフォリオ、構成銘柄的には、ほぼ完成しつつあります。でも、買ったタイミングがアレで赤字気味。今度はちゃんとタイミングを見計らって、ナンピンしていきたいですねぇ。この調子では、下期にそのチャンスは来るのかしら。当面は淡々と毎月の積立をこなすだけになりそうです。
 ポートフォリオを見るに日本国株式を強めに買わないと、ですから、『1478 IシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF』と、『ひふみプラス』を重点購入ですね。

 後は、今、気になる銘柄ですが、 『8739 スパークス・グループ』です。

 このタイミングで、金融・証券銘柄ってどうなの?って気もしますが、セゾン資産形成の達人ファンドの投資先の運用会社です。
 今、金融庁では日本に投資文化を根付かせようと旗を振っていますが、何より大事なのは、『正しい投資』であることです。セゾン投信が長期・積み立て・国際分散を掲げていますが、その投資先が『良い会社』じゃないと、意味がありません。
 市場全体を買うTOPIXや、日本の大企業中心の日経平均が、この失われた10年、20年の間どのように推移してきたか、振り返るまでもありません。存続することだけが目的となって、労働者にも、投資家にも、満足に富を配分できないダメ企業・ダメ経営者が多すぎるのです。そんなダメ企業を応援して存続させては、ますます、日本は成長できません。
 長期にわたって成長して社会に富をもたらす『いい会社』にだけ、投資するのが投資家の義務と言えるでしょう。スパークスは、『セゾン資産形成の達人ファンド』の快進撃をけん引する優良する企業で、セゾン投信とともに、応援したい良い会社だと思います。

2018年6月25日月曜日

ピークアウト!?

 2018年の上期もそろそろ終了。年始からの米国金利上昇を懸念して、株式市場はさっぱり。昨年の流れを見て、今年は日経平均3万円だ!などという威勢のいい声はどこへやら。こういった時は、自分のポートフォリオを見直すのもいいものです。ブログ更新です。

 という訳で、2018年年始から、6月15日までで自分のポートフォリオがどんな値動きをしたのか、見ていきます。が、その前に、その比較対象として、さしあたり、TOPIXをチェック。

単位:円

始値 終値 高値 安値
終値 高値 安値
(終値-始値)/(高値-安値)
TOPIX 1841 1785 1911 1645
-3.1% 3.8% -10.6%
-0.22

下振れが気になるけど、どうにか持ちこたえている感じ?

対して、マイポートフォリオはというと、、、
単位:円
銘柄 始値 終値 高値 安値
終値 高値 安値
(終値-始値)/(高値-安値)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 10868 10598 10992 10146
-2.5% 1.1% -6.6%
-0.33
セゾンバンガード・グローバルバランスF 14786 14433 14942 13794
-2.4% 1.1% -6.7%
-0.32
セゾン資産形成の達人ファンド 21172 21761 21912 19879
2.7% 3.5% -6.1%
0.28
GCIエンダウメントファンド(成長型) 12318 12219 13226 12092
-0.8% 7.4% -1.8%
-0.09
ひふみプラス 43166 43762 44454 38930
1.4% 3.0% -9.8%
0.11
結い2101 19412 19729 19835 18877
1.6% 2.2% -2.8%
0.33
SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン 12023 11948 12232 10849
-0.6% 1.7% -9.8%
-0.05
ニッセイ国内債券インデックスファンド 10368 10417 10422 10341
0.5% 0.5% -0.3%
0.60
ISMSCI高配当ETF 2300 2171 2423 2045
-5.9% 5.3% -11.1%
-0.36
ISS&P500米国株 2180 2210 2329 1942
1.4% 6.8% -10.9%
0.08
メディカルシステムネットワーク 614 512 638 466
-19.9% 3.9% -24.1%
-0.71
JXTGホールディングス 753.9 764 787.7 620.3
1.3% 4.5% -17.7%
0.06
DMG森精機 1692 2370 2747 1685
28.6% 62.4% -0.4%
0.46
三菱電機 1913 1521 2179 1513.5
-25.8% 13.9% -20.9%
-0.74
三菱重工業 4267 4156 4447 3845
-2.7% 4.2% -9.9%
-0.19
川崎重工業 4025 3415 4620 3200
-17.9% 14.8% -20.5%
-0.51
日産自動車 1130 1091 1197 1068
-3.6% 5.9% -5.5%
-0.31
三菱自動車工業 825 882 904 733
6.5% 9.6% -11.2%
0.31
SUBARU 3612 3389 3857 3321
-6.6% 6.8% -8.1%
-0.44
宝印刷 1787 1874 2077 1687
4.6% 16.2% -5.6%
0.21
三菱UFJフィナンシャルG 841.5 658.7 894.4 654.4
-27.8% 6.3% -22.2%
-0.97
カドカワ 1412 1260 1446 1057
-12.1% 2.4% -25.1%
-0.44
関西電力 1400 1625 1677 1205
13.8% 19.8% -13.9%
0.41
マイゴールドプラン・金 5171 5053 5227 4889
-2.3% 1.1% -5.5%
-0.36
マイゴールドプラン・プラチナ 3790 3582 3973 3534
-5.8% 4.8% -6.8%
-0.50

単位:$
銘柄 始値 終値 高値 安値
終値 高値 安値
(終値-始値)/(高値-安値)
iシェアーズ 米国優先株式 ETF 38.14 37.58 38.2 36.53
-1.5% 0.2% -4.2%
-0.50
バンガード・米国高配当株式ETF 85.88 85.34 90.93 80.61
-0.6% 5.9% -6.1%
-0.05
iシェアーズ コア米国高配当株 ETF 90.29 86.17 94.2 83.13
-4.8% 4.3% -7.9%
-0.39
Direxion ザックス MLP 高配当ETF 16.11 15.19 17.93 13.63
-6.1% 11.3% -15.4%
-0.23
ボーイング 295.75 357.88 374.48 295.75
17.4% 26.6% 0.0%
0.65
ゼネラル・ダイナミクス 203.54 195.8 230 191
-4.0% 13.0% -6.2%
-0.21
ロッキード・マーチン 322 310.14 363 307.28
-3.8% 12.7% -4.6%
-0.22
ノースロップ・グラマン 307.35 321.52 360.68 304.74
4.4% 17.4% -0.8%
0.24
マクドナルド 173.73 166.46 178.68 146.84
-4.4% 2.8% -15.5%
-0.24
アルトリア・グループ 71.51 57.79 71.51 53.91
-23.7% 0.0% -24.6%
-0.96
プロクター・アンド・ギャンブル 91.92 77.38 91.92 70.74
-18.8% 0.0% -23.0%
-0.82
ユナイテッド・テクノロジーズ 127.9 126.91 139.21 117.43
-0.8% 8.8% -8.2%
-0.05

 うへー、去年の黒字っぷりはどこへやら。あちこち傷んでおります。まさに、ピークアウト。
 こうして見ると、個別銘柄単体を保有することのリスクの大きさは歴然。ポートフォリオ理論様様です。中でも直販投信の『結2101』や、『セゾン資産形成の達人ファンド』の健闘が光ります。もう、全部これで良いんじゃね?
  とはいえ、我がポートフォリオを構成する個別銘柄は、リスペクトを込めて保有している銘柄。社会と私に長期的な富と繁栄をもたらしてくれるものと信じています。下がっちゃった分は、ナンピンしようか、どうしようかという所ですが、さて、そろそろボーナスの時期ですしね。どうしよっかぁ?