景気循環も最終局面。そして米中貿易戦争は未だ留まることを知らず。久しぶりの円高株安に、ここにきてゴールドが輝き始めて。。。2019年後半、市場が荒れそうです。
そんな今だから、ポートフォリオの見直しを考えてみます。ブログ更新です。
いや~、J-REITが地味に強いんですけど、私のポートフォリオにREITは、ほとんど入れていないんで、どこまで取り込もうかと思いまして。東京オリンピックまでのトレンドだって言われてますけど、株価が冴えない中、好調なんですよね。配当も良いし。
毎月購入しているIシェアーズのETF、特に目標のポートフォリオを決めずに定額購入していましたけど、この機会に目標ポートフォリオを定めようと思います。そこで効率的フロンティアです。
より少ないリスクでより高いリターンを実現する、そんな理想的なポートフォリオ、効率的フロンティアは算術的に求めることが可能です。ここでは、ざっくり導出過程を紹介します。
導出の対象はこちら
・1476:iシェアーズ・コア Jリート ETF
・1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
・1655:iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
・1659:iシェアーズ 米国リート ETF
株価の時系列データの入手は各自頑張ってください、ということで。。。
時系列のデータを入手しましたら、今度は月ごとのリターンの導出です。
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1476 |
1478 |
1655 |
1659 |
2017/10/31 |
-0.89% |
5.89% |
2.98% |
0.10% |
2017/11/30 |
1.61% |
-0.62% |
1.16% |
1.13% |
2017/12/29 |
-0.18% |
3.31% |
2.95% |
0.54% |
2018/01/31 |
4.58% |
0.43% |
1.57% |
-9.15% |
2018/02/28 |
-2.47% |
-5.27% |
-4.37% |
-7.20% |
2018/03/30 |
-0.58% |
-2.05% |
-4.43% |
2.13% |
2018/04/27 |
2.67% |
3.67% |
3.74% |
2.47% |
2018/05/31 |
0.00% |
-3.81% |
1.97% |
3.90% |
2018/06/29 |
1.92% |
-1.82% |
1.60% |
5.76% |
2018/07/31 |
0.44% |
1.95% |
3.76% |
0.10% |
2018/08/31 |
-0.99% |
-3.68% |
2.59% |
3.44% |
2018/09/28 |
1.50% |
4.69% |
2.79% |
-1.74% |
2018/10/31 |
-1.21% |
-7.16% |
-7.63% |
-0.54% |
2018/11/30 |
3.00% |
-1.54% |
1.88% |
0.89% |
2018/12/28 |
-1.56% |
-8.44% |
-10.85% |
-9.49% |
2019/01/31 |
4.33% |
6.46% |
5.96% |
8.38% |
2019/02/28 |
-0.26% |
-1.56% |
5.00% |
3.34% |
2019/03/29 |
3.21% |
-1.69% |
1.27% |
3.28% |
2019/04/26 |
-0.61% |
1.55% |
4.66% |
0.00% |
2019/05/31 |
0.56% |
-6.75% |
-7.45% |
-3.04% |
2019/06/28 |
1.68% |
3.17% |
4.67% |
1.11% |
2019/07/31 |
4.32% |
0.49% |
3.93% |
1.95% |
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|
|
|
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リターン |
0.96% |
-0.58% |
0.81% |
0.33% |
リスク |
2.06% |
4.21% |
4.63% |
4.40% |
1655と1659は、まだ設定から2年もたっていないので、相関を見るにも、実際の暴落時の動きを見るにも、まだまだデータ不足です、でも取り敢えずやってみます。
月ごとのリターン=(月末株価-先月株価)/先月株価
最後の行のリターンは平均値で、期待リターンですね。
リスクは月ごとのリターンの標準偏差です。
では本題。
1476、1478、1655、1659、4つを組み合わせた場合の、リスクとリターンはどのように表せるかですが、、、
リターン=Σ((iの組み入れ比率)×(iのリターン))
リスク^2=ΣΣ((iの組み入れ比率)×(jの組み入れ比率)×(iとjの共分散))
共分散はエクセルでは covariabce.s(○:×,△:□) で導出できます。
組み入れ比率は、0から1まで、0.1刻みで変更させて、リスクとリターンをプロットしますと、、、
んんん?教科書的なグラフが出てきませんよ。計算間違ったかな???
いやいや、これは、1476のJリートが他に比べてリスクが低くてリターンが高すぎるのが原因です。4つもアセットがありますけど、うち2つだけを選んで、組み入れ比率を振ってみると、、、
あら、分かりやすい。
なお、グラフの凡例は、
・1476<JREIT>:iシェアーズ・コア Jリート ETF
・1478<JHY>:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
・1655<SP500>:iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
・1659<USREIT>:iシェアーズ 米国リート ETF
です。
なんかもう1476のJリートだけで良いじゃん、というグラフになっていますけど、直近二年でJリートは好調、対して他が下がり気味のデータを使っちゃったから、だけですね。
やっぱり、10年ぐらいは過去データが欲しいです。
んー、しばらく、4等分のカウチポテトで運用しようかしら。