2019年1月14日月曜日

試練の時来る 2019年開幕です。

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本当はお正月中に昨年の振り返りと、今年の投資戦略をまとめたかったんだけど、今年は艦これの冬イベントがあったため手付かずでした。1/13時点でE3甲ラスダンまで辿り着いたものの、行き詰まりの様相。。。
 よって、このタイミングでBLOG更新です。

  昨年の市場は年始の楽観ムードから一転、結局、年末に総崩れの結果に終わりました。まあ、米中貿易戦争、アップルショックが原因と言ってはいますが、みんな、そろそろ調整が来ると予感はしているのに、切っ掛けが無いまま長いこと来ていたので、これを切っ掛けに、ようやく下がったって所でしょうか。

 日経平均も9月から12月で20%弱の下げ幅。統計的には、ざっくり5年に1回の急激な下げ幅だから、結構びっくり。私のポートフォリオも真っ赤です。やれやれ。
 でも、こんなことは長期投資の旅では、偶には付き物。めげていてはダメです。

 まずはポートフォリオのチェックです。

 2019年1月7日時点のポートフォリオ構成銘柄
☆は毎月購入している銘柄
赤字は2018年下機に新規に購入した銘柄
種類 銘柄コード・ティッカー 銘柄
バランスファンド
GCIエンダウメントファンド(成長型)
バランスファンド
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
バランスファンド
eMAXISバランス(8資産均等型)
バランスファンド
☆セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
バランスファンド
☆セゾン資産形成の達人ファンド
日本国債インデックスファンド
ニッセイ国内債券インデックスファンド
日本株式アクティブファンド
☆結い2101
日本株式アクティブファンド
☆ひふみプラス
日本株式アクティブファンド
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ
日本株ETF 1478 ☆ISMSCI高配当ETF
日本株式個別銘柄 4350 メディカルシステムネットワーク
日本株式個別銘柄 5020 JXTGホールディングス
日本株式個別銘柄 6141 DMG森精機
日本株式個別銘柄 6503 三菱電機
日本株式個別銘柄 7011 三菱重工業
日本株式個別銘柄 7012 川崎重工業
日本株式個別銘柄 7201 日産自動車
日本株式個別銘柄 7211 三菱自動車工業
日本株式個別銘柄 7242 KYB
日本株式個別銘柄 7270 SUBARU
日本株式個別銘柄 7921 宝印刷
日本株式個別銘柄 8306 三菱UFJフィナンシャルG
日本株式個別銘柄 8739 スパークス・グループ
日本株式個別銘柄 9468 カドカワ
日本株式個別銘柄 9503 関西電力
日本株式個別銘柄 9945 プレナス
米国株ETF 1655 ☆ISS&P500米国株
米国株ETF PFF iシェアーズ 米国優先株式 ETF
米国株ETF VYM バンガード・米国高配当株式ETF
米国株ETF HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
米国株ETF ZMLP Direxion ザックス MLP 高配当ETF
米国株式個別銘柄 BA ボーイング
米国株式個別銘柄 GD ゼネラル・ダイナミクス
米国株式個別銘柄 LMT ロッキード・マーチン
米国株式個別銘柄 NOC ノースロップ・グラマン
米国株式個別銘柄 MCD マクドナルド
米国株式個別銘柄 MO アルトリア・グループ
米国株式個別銘柄 PG プロクター・アンド・ギャンブル
米国株式個別銘柄 UTX ユナイテッド・テクノロジーズ
日本REIT ETF 1476 ☆Iシェアーズ・コアJリート
米国REIT ETF 1659 ☆IS米国リートETF
コモディティ
☆マイゴールドプラン金
コモディティ
☆マイゴールドプランプラチナ

 で、構成比率の推移です。


1ドル108.57円で、円建て換算しています。


2019/01/07 2018/07/07 2017/12/31 2017/07/10
バランスファンド 27% 28% 28.3% 30.8%
日本国債権インデックスファンド 0.9% 1% 1.0% 1.2%
先進国債券インデックスファンド 0% 0% 0.5% 0.6%
日本株式アクティブファンド 10% 9% 8.0% 8.9%
日本株式インデックスファンド 0% 1% 2.9% 2.6%
日本株ETF 4.8% 5% 3.7% 3.3%
日本株式個別銘柄 19% 19% 22.6% 15.3%
米国株ETF 16% 16% 13.2% 16.1%
米国株式個別銘柄 15% 15% 10.5% 10.1%
新興国株式インデックスファンド 0% 0% 1.6% 1.8%
日本REIT ETF 0.1% 0% 0% 0%
米国REIT ETF 0.1% 0% 0% 0%
コモディティ 8% 7% 7.9% 9.4%

バランスファンドを各アセットに分解すると、、、

2019/01/06 2018/07/07 2017/12/31 2017/07/10
日本債権 2.9% 3.0% 2.8% 3.8%
先進国債権 4.7% 4.8% 5.3% 5.7%
新興国債権 1.2% 1.3% 1.4% 1.5%
日本株式 32.7% 32.2% 37.1% 29.8%
先進国株式 42.1% 42.3% 34.9% 38.8%
新興国株式 2.8% 2.9% 4.6% 3.7%
日本REIT 1.4% 1.4% 1.4% 1.6%
先進国REIT 1.4% 1.4% 1.4% 1.6%
4.3% 4.1% 4.3% 5.0%
プラチナ 3.2% 3.3% 3.6% 4.3%
現金 3.2% 3.4% 3.2% 4.2%

 各アセットで見れば、構成比率的には、変化はないですね。でも、毎月購入する銘柄はちょっと変えまして、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を毎月購入するファンドから外しました。eMAXISはインデックス投資を始めたきっかけのファンドだったのですが、心境の変化と言いましょうか。まあ、セゾン投信のセミナーで感化を受けまして、セゾン投信の2ファンドの買い付け金額を増やして、その代わりに、という奴です。

 新興国株1/8、新興国債券1/8、合わせて25%が新興国で、ちょっと高いなぁというのも気になっておりました。結局、現代ポートフォリオ理論によれば、効率的フロンティアは、市場ポートフォリオ(これが単純な株式市場の発行残高で良いのかは良くわからないけど)に至るのに、インデックス投資のくせに、新興国に肩入れし過ぎなんですもん。その意味で市場規模に応じて投資するセゾン投信の2ファンドで十分なんですよね。
 まあ、信託報酬がちょっぴり高いのが気になりますが、中野氏の言うファンドの持続性を考えれば、妥当でしょう。

 それと、ぶっちゃけ反日無罪を国是とするアレな国々には、むやみやたらに、自分の資産を置いておきたくないんです。インデックス投資は低コストで分散投資出来るのがメリットではありますが、嫌いな国は投資対象から除外できるオプションサービスってないでしょうかね? 
『新興国マイナス特定アジアファンド』みたいな。一定のニーズはあると思うのですが。どこもやらないだろうなぁ。

 と言う訳で、新興国の比率を落とすために、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は毎月買い付けをやめちゃいました。でもREITは取り込んでおきたかったので、IS・コアJリートと、IS米国リートETFを毎月購入対象に組み込みました。REITのETFなら、他にもいいのがあるんだろうけど、Iシェアーズを応援しておこうかと。

 現在、毎月の積立は、セゾン投信の『グローバルバランスファンド』『資産形成の達人ファンド』をコアにしています。そして、日本の良い会社を応援する目的で、ひふみ投信の『ひふみプラス』鎌倉投信の『結い2101』。 後は配当目当てにIシェアーズのETF、『MSCI高配当ETF』、『S&P500米国株』、『コアJリート』、『米国リートETF』を購入しています。

 それと、これも心境の変化ですが、日本株式に関しては、日経平均とか、TOPIXでは、なるべく買わないようにしよう思っています。投資って企業を応援する意味がありますが、今の経団連って、法人税を下げろ、消費税を上げろって、露骨に下種な主張してるんですもん。そんな発想の連中の率いる企業にも投資してしまう日経平均やTOPIXに投資するのって、問題だと思いませんか?

 ろくに投資もしないから成長もせず、ろくに賃金も上げず、ろくに配当も増やさず。それでいて、自分の所の税金は下げてもらって、負担は庶民にって、お前ら経営者は存在価値があるのかって話です。


  今の経団連の主張って、いかにも無能経営者のボヤキにしか聞こえなくって、お国に対して、地域に対して、従業員や株主に対して、どうやって社会に貢献していこうか、という思いがまるで感じられない。つまり、まるでリスペクトできないんです。そんな無能経営者の率いる会社には、投資したくないと思うのは必然でしょう。 

 やっぱり、ステークホルダーに貢献する会社に投資したいので、日本株クラスにはアクティブファンドやスマートベータ、そして個別株式で投資していきます。