2019年2月24日日曜日

モメンタム投資で確定拠出年金を攻略する

 私、三井住友信託ライフガイドで確定拠出年金を運用しています。そのサービスの中では、加入者全体の運用実績ランキングが見ることが出来るのですが、一番、分布が多いのが運用利回り±0%なんですね。1/4程度の人が、貯蓄などの無リスク資産で運用しているみたいです。
 ちなみに私は外国株式50%、日本株式50%のポートフォリオで運用して、堂々の-9.4%です。(おっ
 昨年末の株式市場の急落を反映した結果とは言え、散々たるものです。株式に投資すれば、暴落に直面するのは、当然のことなので、それ自体はやむを得ないと思います。でも、他の人々と比較して運用成績が見劣りしているのを見ると、こう闘争心に火がついてしまいました。
 で、かねてより興味のあったモメンタム投資を実践していこうかと思います。まだ、口座残高も小さいこと。確定拠出年金なので、スイッチングコストも0ですし、色々遊んでみようかと思いまして。

 当面ですけど、確定拠出年金を以下のルールで運用していきます。

①投資対象
・日本株式クラス: DIAM DC国内株式インデックスファンド
・先進国株式クラス:三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
・新興国債券クラス:野村新興国債券インデックスF(確定拠出)
・日本国債券クラス:DC日本債券インデックス・オープンP

 ポイントは、新興国株式クラスじゃなくて、新興国債券クラスにしているところですね。日本株、先進国株に対しての相関係数が、新興国株式よりも低く、シャープレシオが良好だったので、こちらを選びました。

②ポートフォリオの割り付け
 ポートフォリオの内訳ですが、25%を日本株式クラス。25%を先進国株式クラスに割り付け、残り50%をモメンタム投資に充てます。

③リバランス頻度
 月に一回、月末にチェックします。

④ルックバック期間
 ルックバック期間は3か月とします。直近3か月のリターンが最も良いアセットをポートフォリオの50%に充てます。本当はバックテストでもして、ルックバック期間の検証をしてみたいところなんですけど。えいやっです。

 さて、こんなルールで1年ほど運用してみようと思います。
結果は、はてさて、神のみぞ知る。。。


2019年2月12日火曜日

2019年投資戦略 航空・宇宙・防衛銘柄を比較する。

 早いもので、本年も残すところ後10か月と半分となりましたよ。ブログ更新です。
 年末年始の暴落相場から、ちょっと一息な今日この頃。これで調整は終了???
米国経済の指標は意外なことに、比較的、良好らしく、悲観論は一旦落ち着いて、早くも米国市場復活の兆しです。やっぱり、すごいよUSA!。
 対して、日経は2万円でフラフラ。どうも中国に入れ込んでいる企業は、中国経済の落ち込みに引きずられて、決算は爆下げの模様。2019年一杯は多分こんな感じで終わるんでしょうね。
 中国とヨーロッパは、CLI(OECD景気先行指数)を見るに、そろそろ底打ちのようにも見えるけど、どうでしょう?直観ですが、大陸は混乱と停滞の時代に入りつつあるように見えます。
 解放的で自由を尊重する海洋国家と、閉鎖的で専制主義の大陸国家の対決という古くからある構図に、また戻りつつあるように思います。

 さて、2019年の投資計画ですけど、毎月の積立対象は割愛。。。
今年も、航空・宇宙・防衛銘柄を買い増していきます。ここで気になる銘柄を比較します。まずは、米国株です。


レイセオン ボーイング ゼネラル・ダイナミクス ロッキード・マーティン ノースロップ・グラマン ユナイテッド・テクノロジー


RTN BA GD LMT NOC UTX
時価総額(千ドル) 50,062,786 229,745,542 49,690,725 85,754,345 47,631,739 105,755,931
発行済株式数 284,577,000 567,399,033 288,698,149 284,425,688 169,737,507 863,384,201
株価(2019/2/8) 175.92 404.91 172.12 301.5 280.62 122.49







配当金(2019年見込み) 3.77 7.96 3.95 8.91 5.21 2.98







売上高成長率 4.8% 3.9% 4.9% 7.4% 7.5% 6.1%
標準偏差 2.0% 5.0% 7.8% 5.6% 7.1% 7.5%







税引前当期利益成長率 1.5% 18.5% 2.3% 6.1% 9.3% 0.0%
標準偏差 5.5% 44.1% 11.7% 9.8% 32.4% 17.2%








売上高成長率は、2014年からの2019年(見込み)の平均値です。標準偏差はその6年分のばらつき(リスク)です。税引き前当期利益成長率の方は、2014年から2018年までの5年分から算出しています。


 そして日本株です。


三菱電機 三菱重工 川崎重工 IHI KYB SUBARU

6503 7011 7012 7013 7242 7270
時価総額(百万円) 2,898,722 1,411,534 451,117 486,468 74,155 2,042,162
発行済株式数 2,147,201,551 337,364,781 167,080,532 154,679,954 25,748,431 69,175,873
株価(2019/2/8) 1350 4184 2700 3145 2880 2655







配当金(2019年見込み) 40~41 130 70 60~65 0~150 144







売上高成長率 2.2% 5.6% 4.0% 3.7% 3.5% 5.5%
標準偏差 3.4% 7.5% 3.0% 6.7% 5.0% 9.0%







経常利益成長率 6.8% 14.1% 15.2% 52.9% -69.8% 1.7%
標準偏差 16.0% 44.0% 43.2% 117.5% 429.8% 33.4%








こちらは、売上高成長率、経常利益成長率、ともに2014年から2020年(見込み)までの7年分で算出しています。





どうしましょうかね。。。

市場に対する時価総額の占める割合、それと割安感を加味して、上期は、LMTとUTX。それに三菱電機とSUBARUを買い増します。

IHIを買って応援したいんだけど、投資家的にはどうも購入するインセンティブを感じない。もう少し色気を出してほしいです。