これを書いているのは10月5日。2026年も早いもので第4クオーター入り。記録的な長雨に晒されてしまいましたが、ようやく涼しくなって過ごしやすくなってきました。そういえば、今って秋でしたね。
そろそろ年末に向けて株価がどうなるのか気になるところですが、焦点は米国の中間選挙。トランプ危うしで、なにやらきな臭くなってきているみたいですね。まあ、とりあえず足元の情勢を確認していきましょう。
1.日米のマネタリーベース
さて、まずはマネタリーベースからですね。日銀は去年の中ごろからマネタリーベースを結構な勢いで減らしてきています。そして、FRBも直近は減らしてきています。日米の中央銀行が引締めで株価には逆風です。
2.米国の金利とインフレ率
続いて、米国の政策金利と、長期金利、そしてインフレ率としてPCEとコアPCEを取り上げます。とうとう政策金利が上げられましたが、長期金利はまだ上を目指しそうな動きです。PCEは6%、コアPCEが3%。
3.米国のインフレ率と失業率
インフレ率に対して、失業率はというと4%台。でも直近は上がってしまいました。
4.日本の金利とインフレ率
問題の日本です。9月の日銀会合では政策金利を1.25%を目標とすることが決定しております。実社会に影響が出始めるのは、もう少し先になるのでしょうけど。総合の方は+1.9%、欧米版コアCPIは+1.6%、勢いに欠けてると思うのですが、これで基調的インフレ率2%は達成扱いなんですかね?
5.日本のインフレ率と失業率
インフレ率と失業率、いわゆるフィリップ曲線の元データです。ここしばらくは失業率2.5%ぐらいで、ずっと横ばいのまま。
6.為替
ドル円の動きです。日米の為替介入で1ドル160円が防衛線として意識はされていますが、金利の動き、マネタリーベースの動きも無視して、緩やかに円安ドル高を睨むのは変わらず、です。マネタリーベース比との乖離は60%近くにも及び、巻き返しがおっかないですね。円高からの日本株安の流れ。そして、円高が起きるのは、米国経済に深刻な何かが起きた時。米国株安からの日本株安の流れの二方向から日本株は下落の圧力にさらされる訳で。ああ、怖い。
7.株価
ほいじゃ、最後に日米の株価を見てみます。今回は思うところがあって可処分所得の前年度比を併記です。どうですかね。コロナ明けは置いておいても可処分所得の動きは株価に連動しているように見えますよね。額面で4~5%も所得が増え続けるって、日本人からすると信じられないところがありますが、インフレ率が数%あれば、そうなってくるのが本来は当然で、これが健全な経済ってことなんです。
続いて日本です。こちらも給与の上昇率を併記です。月々の浮沈が激しいですが、日経平均と分かりやすく連動していますね。これこそ健全な経済。
んー。夏場はちょっと停滞していたけど、株価はまた上昇基調に戻りそうですね。とはいえ、当面は半導体・AIを中心とした相場になりそう。でも、給与が一緒に伸びていく内は、GDPも伸びてくので、株価も伸びるという循環が始まってくれた、と思われます。
やっぱり給与は遅行指数ですが、株価の裏付けになります。こういう一方的な株上昇の時は大丈夫なのか、と心配になります。給料伸びているなら、その心配は晴れるもの。
今回はどうなるものでしょうかね。







