2021年9月の注目のイベントは、自民党総裁選でした。ネットでは高市氏の応援団が席巻して優勢を演出したけど、結果は岸田氏が総裁就任。まあ、そんな気はしていました。 結果的には、ネットはリアルでは、ただのノイジーマイノリティだった。ってことになります。
マスコミ経由でしか情報入手できなかった時代から、SNSは普及に伴い、情報検索ツールとしても、すっかり定着しました。でも、どうしてもエコーチャンバー効果で情勢の認識が歪んでしまいます。認識が歪んでしまった人々の声で形成されるSNSと、偏向したたマスコミ。どちらも偏向具合を差っ引いて、見ていくしかないけど、SNSもマスコミ情報も、それを見ても、正しい情勢分析というのは、まず無理。ということを、まずは認識しないといけませんね。
そうこうしているうちに、世界各地で新しい動きが発生しています。これからも何が起こるか分からない国際情勢の中、確定拠出年金を利用して、モメンタム投資で資産を護り育てるこの企画。2021年9月度の市場の振り返りです。
今年からのモメンタム投資のルールはこちらになります。
2021年9月末時点
DIAMDC国内株式 インデックスファンド | 三井住友・DC外国株式 インデックスファンドS | DC新興国株式 インデックス | DC日本債券 インデックス ・オープン | |
---|---|---|---|---|
過去リターン (6か月) | +4.9% | +10.5% | -2.9% | +0.1% |
過去リターン (3か月) | +5.3% | +1.5% | -7.3% | -0.1% |
過去リターン (1か月) | +4.4% | -2.3% | -0.7% | -0.4% |
モメンタム 指数 | +2.3% | 0.0% | -1.2% | -0.1% |
今月のトップパフォーマーは、日本株式でした。
ローソクチャートはこんな感じ。
先月からの連続的な伸びで、ようやく日本株式はボックス相場から頭が抜け出てくれました。対して、新興国株に続いて、先進国株も、ここで大陰線が発生です。
モメンタム指数も、日本株が先進国株を上回ったので、日本株にポジションチェンジです。
今月も米国マーケットの注目は、インフレ懸念と金利引き上げのタイミングに注目でした。某極東の島国でも20年程やっていた話ですが、米国マーケットは、これまで結果を出し続けた実績があるからか、それでも上昇基調。日本株も見習ってほしい所です。
日本の場合は、インフレ懸念と財政破綻への危惧、それと増税タイミングで20年を潰しました。今回の総裁選も減税論議が盛り上がらなかったことが残念ですが、財政破綻危惧と増税は間違っているという認識は共有できたのではないでしょうか。一歩前進です。
一方、中国の方では、停電に、バブルに、規制、規制、規制。。。
バブル崩壊が予見されていた中国経済も、そろそろ限界みたいです。
周りでは中国包囲網が、がっちり出来上がってきているので、中国共産党も、物騒なことは、そうそう出来ないでしょうけど、大陸に住むの人々は無事でいられるのでしょうか。
それを見張る意味でも、周辺国によからぬチョッカイをかけさせないためにも、警戒は厳重に、です。
さて、2021年の残り1/4をスタートしていきましょう。
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