さてさて、2020年も後僅かとなりました。OECD景気先行指数から作成した景気循環図を基に、世界の景気が今どの状態にあるのかを、ざっくり見ていきます。
え~。基にしたOECD景気先行指数(以下CLI)は、こちらをご参照ください。
http://www.oecd.org/sdd/leading-indicators/
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DatasetCode=MEI_CLI
では、まずはOECD加盟国と、それ以外の主要6ケ国(ブラジル、インド、インドネシア、中国、ロシア、南アフリカ)を加えた全体でのCLI景気循環図です。
この図の見方ですが、横軸が変化率で、ある時点とその6か月前のCLIの差です。そして、縦軸の水準は、ある時点のCLIから100を引いたものです。これをプロットしていきますと、図を反時計回りにぐるぐると、第一象限の景気拡大期⇒景気減速期⇒景気停滞期⇒景気回復期⇒景気拡大期と、循環していきます。 世界全体で行くと、2015年は景気停滞期、2016年に景気回復期、2017年に景気拡大期、2018年に景気減速期、2019年に景気停滞期、そして今年2020年はコロナショックで値がぶっ飛んだことが分かります。が、循環図の上では現状は停滞期から回復期に移行している模様です。
うーん、ここまで値が飛んじゃっているのを、通常の感覚で見ていいのかという気もしますが、今年前半は世界各国でロックダウンによる急激な落ち込み、そこに比べれば確かに今は回復してきたところではあります。
では、世界の四極を見ていきます。
まずは米国です。現在は回復期から、やや上向いて、拡大期に何とか近づこうというところですね。
続いて、中国です。世界で最初にコロナ禍から回復したと自称しているだけあって、確かに既に景気拡大期に入っています。
ところで、今回のコロナ禍。上記のリンクを見て欲しいのですが、リーマンショックと比べて、どれだけ酷いものかが分かります。CLIの上では、ほとんどの国がリーマンショックを超えるインパクトを受けています。ところが、日本はリーマンショックに比べれば、随分とショックを抑えています。
ここでも日本がコロナ禍を世界各国に比べて、随分上手く対処していることが見て取れます。
出来ることなら、この機会を更なる成長の糧とすることが出来れば良いのですが。。。





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