気づいたら今年も半分が過ぎてしまいしましたので、ここで資産状況を確認です。
2023年前半、米国は景気冷え込みを懸念する声の中でも、インフレ抑制をのため淡々と金利引き上げを続けました。対して我が日本は、長期金利は相変わらず低く抑え続けられ、年初からジワジワ円安が進んで1ドル144円です。
悪い円安?何ですかそれ?
日本企業は史上最高の好決算。日経平均もバブル崩壊以降で最高値。止まり続けていた時間が30年ぶりに動き出した。そのように感じます。
まあ、確かにガソリン代やら電気代には目ん玉飛びだすほどの衝撃だったりしますが、それも原発を動かすなりすれば、落ち着くところに落ち着くでしょう。物価は毎年上がり続けるのが普通なんです。
米国株を買いにくいのが、玉に瑕。。。
さて、我がポートフォリオの概況です。
ドルは円に換算しています。(1ドル144.32円)
円安効果もあって、ドル資産も円資産も最高値、含み益も結構なことになりました。わーい。でも、これとて一時の事。常にフェーズは変わり続けます。目標ポートフォリオに対する乖離も見受けられますし、次代の成長を見据えて、投資戦略を考えていきます。
中身を見ていきます。☆は毎月購入銘柄。赤字は新規購入銘柄です。
1.長期国際分散投資
えー、ここが我がポートフォリオの基盤、柱となる長期国際分散投資なんですが、セゾン投信さんの例のお家騒動で、私の心の方がグラグラになっています。ネットを見ていると結構な方が、この機会に手放してしまう方もいる模様。私はというと当面は積み立て投資を継続します。中野さんが居なくなってしまうのは、とても残念ですが、それで手放してしまうのは『正しい投資行動』とは言えないでしょう。確かに近年の有力インデックスファンドに比べて信託報酬率は、割高になってきましたが、それもファンドを持続可能に維持するための手数料として納得して購入してきました。GAAFAMが市場を支配する近年の相場では、やや冴えませんでしたが、それまでは奇跡的なパフォーマンスを発揮していました。ファンドの方針に変化が見られない限り積み立ては継続しようと思います。
ただ、この騒動で投資信託会社も分散しておいた方がいい、そう思ったので、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを組み入れます。多くの国々に分散するという考え方は納得はしますが、専制権威主義国家に自分の大切な資産を投資するのは、心情的に抵抗があります。国連でウイグル人権問題に対する中国非難声明、支持する国は世界では少数派という現実は重いです。
自由で民主的な国の方が、より創造的で革新的なテクノロジーが生み出されやすいでしょう。人類のより良い革新のために、価値観を共有できる国々に投資したいと考えた次第です。
2.日本応援投資
この半年で日経平均は27000から34000と25%の急騰です。何ですが共創日本ファンド以外は全然付いていけていません。デフレ時代の申し子たるファストリ、ソフバンが上位に居座る日経平均、その日経平均を打倒するために選んだファンドなのに。グヌヌヌ。
一層の奮起に期待です。
3.高配当株投資
もう一つの柱。高配当株投資です。目標30%に対して、日本株の続伸を受けて34%まで伸びてきてしまいました。来年の新NISAは、成長株投資で埋めていこうと考えており、高配当株はしばらく控える予定です。
ですので目標をオーバーシュートしていますが、年内は毎月配当月作戦のため米国個別株を継続して積み立てていこうと思います。
4.REIT
REITは冴えません。金利が上がる局面では賃貸収入の利回りでは付いていけない訳ですね。いずれは利回りも追いついてくるでしょうし、ここはお買い得だと考えて淡々と積み立てていきます。
5.航空宇宙防衛セクター投資
私のポートフォリオの最後の柱、航空宇宙防衛セクターです。米国個別株の方が今一つ冴えない半年でしたが、日本電気、三菱、川崎が好調でした。それとSUBARUは少し手放しました。リバランスです。
開戦から1年以上経過していますが、未だ終わりが見えません。西側自由主義国は侵略国の意思と能力を、この機会に徹底的に叩き潰す覚悟です。規模で劣勢のウクライナが、なお継戦できるのは米国を始めとした西側の先進的な軍事技術があってこそ。自由を守る防衛関連企業を私は支持します。
6.その他色々投資
ここは大分銘柄が変わりました。一番大きいのは1389 UBS英国大型株100が上場廃止となるので売却したことですかね。それと2640グローバルX ゲーム&アニメ日本株式ETFも売却しました。代わりに組み入れた上表の赤字銘柄です。楽天証券も単元未満株の扱いが始まったという事もありまして、憧れの任天堂、ソニーを購入しました。
ゲーム銘柄、調べてみると、こんなに利益率高いんですね。めっちゃ優良企業なので驚きました。そんなことがあったので、来年の新NISAに組み入れていこうと考えた次第です。
7.金・プラチナ・待機資金
プラチナ手放そうと思っていたのに、気付いたら、また価格が下がってしまっているし、きー、悔しい。
リセッション入りが囁かれる中、SP500は年初来+16%上昇です。危機は去ったのか、持ち越されているだけなのか、どうにもスッキリしません。買えば下がる気がするし、買わなければ市場についていけません。
ここは、ポートフォリオのリバランスを図って、来年の新NISAに備えます。
新NISAの年間投資枠360万円は、私の入金力のほぼ全力です。そして新NISAは成長株投資で埋める予定です。ですので今のうちに適切なリスク許容度になるよう、ポートフォリオのリバランスを図っていくのが吉と考えます。
長期国際分散投資にオーバーウェイト。そしてミニ株を利用した新鋭成長株ポートフォリオの拡充を図っていきます。
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