2022年1月2日日曜日

保有資産棚卸 2021年下期

  新年あけましておめでとうございます。半期に一度の資産棚卸の時期が来ました。お正月は毎年、資産状況を見つめ直して、この年の投資戦略を考える機会としています。

 が、今の時点で、まだ、何にどう投資するか定めきれていないんですよね。思うところは、それなりにあるのですが、、、

 米国のテーパリング、利上げは既定路線であることに対して、不確定な要素が台湾有事と岸田政権の経済政策がリスク要因です。陸はモンゴル、チベット、ウイグル、そして香港。海は南シナ海、東シナ海、そしてついに台湾にも手を付けようとする中国。その最中にあって、キッシーは増税とバラマキの好循環による新しい資本主義です。

 国難です。いや、これは既に有事といって良いのでは?

 コロナの影響も他の先進国に比べれば少ないし、割安に据え置かれた日本株。本来なら脚光を浴びてもおかしくないはずなのに、歯がゆい。

 この危機的状況にあって、一個人に出来ることは少ないのですが、それでも日々の生活と投資行動を止めるわけにはいきません。しぶとく強かに生き延びることを考えていきます。

 では、資産状況を見ていきます。今回から資産の分け方を、少し変えました。

2021年12月30日時点 (1ドル115.12円で換算)

現PF目標PF
1長期国際分散投資18%30%
2日本応援投資8%5%
3高配当株投資29%30%
3a・日本株ETF7%
3b・日本個別株5%
3c・米国株ETF12%
3d・米国個別株6%
4REIT6%5%
5航空宇宙防衛セクター投資19%10%
5a・投資信託3%
5b・日本個別株9%
5c・米国個別株6%
6その他色々投資13%15%
7日本国債・金・プラチナ・待機資金7%5%

 配当狙いの個別株とETFをまとめて、高配当投資に分類し直しました。日本国債、現金、コモディティもまとめちゃっています。これで、『長期国際分散投資』、『高配当株投資』、『航空宇宙防衛セクター投資』の三本と、狙いが分かりやすくなりました。


1.長期国際分散投資

コード銘柄構成比率
1☆セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド7.40%
1☆セゾン資産形成の達人ファンド10.80%

 目標ポートフォリオに対して乖離しているセゾン投信2ファンド、今年はここにオーバーウェイトしていこうと思います。毎月の買い付け金額を増やそうかとも考えたのですが、地政学リスクと、政治イベントで変動も大きそう。ということでスポット購入で積み増していこうと考えた次第です。タイミング投資は御法度、という気もしますが、まあ何事にもアソビは大事でしょう。

2.日本応援投資

コード銘柄構成比率
2☆鎌倉投信 結い21014.50%
2ひふみプラス3.40%

 結い2101は購入継続、ひふみプラスは、最近パフォーマンスが冴えないですね。金額が切りの良い所に達したので、毎月の買い付けは停止します。その代わり、セゾン投信さんの新規設定ファンドを買い付けようかと思ってます。まだ、正式な情報が出てきませんけど。

 セゾン投信のファンミーティングの場で、日本企業を応援する少数精鋭ファンドを準備している、みたいなことを言っていました。これまで如何に顧客に寄り添うかで差別化を図ってきたセゾン投信。ファンドオブファンドなので企業とは直接接点が無かったはずですが、ここにきて、日本の未来のために、新たな挑戦を始めるとのこと。2022年の注目要素です。

3.高配当株投資

コード銘柄構成比率
3a1478ISMSCI高配当ETF6.40%
3a1651☆ダイワTPX高配当400.10%
3b4188三菱ケミカルHLDGS0.50%
3b5020ENEOSホールディングス0.40%
3b8031三井物産1.70%
3b8306三菱UFJフィナンシャルG1.00%
3b8593三菱HCキャピタル0.70%
3b9503関西電力0.30%
3cPFFiシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF2.90%
3cVIG☆バンガード・米国増配株式ETF1.20%
3cVYM☆バンガード・米国高配当株式ETF4.10%
3cHDV☆iシェアーズ コア米国高配当株 ETF3.70%
3dABBVアッヴィ0.00%
3dKOコカ・コーラ0.60%
3dMCDマクドナルド2.40%
3dMOアルトリア・グループ0.60%
3dMRKメルク0.10%
3dPGプロクター・アンド・ギャンブル1.80%
3dCVXシェブロン0.20%

 今年から注力していきたいことには、配当月の分散があります。どうしても3、6、9、12月に偏っていて、その間の月は入金が僅か。日々の生活で疲弊し続ける心に、ささやかな潤いを与えてくれる配当収入。配当入金お知らせメールが届いたその日は、苦痛な労働にも耐えられます。

 ということで、ISMSCI高配当ETFを定期購入していましたが、ダイワTPX高配当40に切り替えます。そして、バフェット銘柄であるABBV、MRK、CVXの組み合わせで毎月が配当月PFを構築します。今から楽しみです。

4.REIT

コード銘柄構成比率
41476Iシェアーズ・コアJリート2.70%
41659IS米国リートETF3.50%
42556☆ONEETF東証REIT0.20%

 こちらも、配当月の分散のため購入対象のETFを切り替えます。

5.航空宇宙防衛セクター投資

コード銘柄構成比率
5aeMAXIS Neo 宇宙開発3.40%
5b6503三菱電機0.90%
5b6701日本電気1.70%
5b7011三菱重工業1.70%
5b7012川崎重工業1.30%
5b7013IHI1.50%
5b7270SUBARU1.90%
5cBAボーイング1.50%
5cGDゼネラル・ダイナミクス1.20%
5cLMTロッキード・マーチン1.90%
5cNOCノースロップ・グラマン1.40%
5cRTXレイセオン・テクノロジーズ0.30%

 このセクターにとってコロナ禍は大逆風です。また、多大な設備投資が必要な重工は決して投資先として、効率の良いものではありません。でも、産業と生活に歴史的変革をもたらすものは、ここから生み出されるはず。そう思って、ポートフォリオのコアに据えています。とはいえ、目標PFから乖離してしまっているので、しばらく購入は控えます。

 あと三菱電機は、不祥事が多いし、ウイグル問題にも名前を挙げられたのに、誠意ある対応をしたとは思えませんでした。なので売却予定です。

6.その他色々投資

コード銘柄構成比率
61389UBS英国大型株1003.60%
61655☆ISS&P500米国株5.00%
62467バルクホールディングス0.20%
62640☆GXゲームアニメ日株ETF0.20%
64765モーニングスター0.40%
65411JFEホールディングス0.50%
67203トヨタ自動車0.70%
67921TAKARA & COMPANY0.60%
68739スパークス・グループ0.50%
69945プレナス0.60%
6三菱UFJ 新興国債券ファンド0.70%

 ここは何だか雑多な感じです。良いなと思えるものを買っていきます。最近ではトヨタを買いました。EV化の潮流に対して、火力中心の発電インフラのままなんてナンセンスであること。経営者として燃焼機関に関わる多くの雇用を守る義務があること。これら正しい意見を発信していますので、一票投じました。あんまり、とっ散らからないように適時整理しながら、購買欲を満たしていければと思います。

7.日本国債・金・プラチナ・待機資金

コード銘柄構成比率
7☆マイ・ゴールドパートナー 金3.00%
7☆マイ・ゴールドパートナー プラチナ1.90%
7米ドル0.70%
7日本円1.30%

 日本国債、じわじわ値下がりしているので、売りました。そして、買い付けを止めていたプラチナをまた、買い付け対象にしています。中々需要が伸びないけど、EV始め、また脚光を浴びそうな予感。パラジウムに対しても割安ですし。

 定期購入とスポット購入額の比率、NISAの適用対象。きっちり決め切れていないけど、それは、お正月の合間に決めていこうと思います。

 それではそれでは。

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