2019年6月22日土曜日

eMAXIS Neo 宇宙開発は、iシェアーズ米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)の代わりになりえるのか?

 
と言う訳でブログ更新です。

 私の一押しETFは知る人ぞ知るiシェアーズ米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)な訳ですが、入手性が悪いのが泣き所。お国が積極的防衛を掲げていても、ESGが叫ばれる中では、日本国内で大手を振るって販売される目は無さそう。。。

 そんな最中に目に入ったのが、eMAXIS Neo宇宙開発です。eMAXISは多種多様なインデックスファンドのラインナップと、低コストを謳うインデックス投資の雄なのですが、昨年8月より、eMAXIS Neoというテーマ型ファンドを投入してきました。
 金融庁が嫌うテーマ型ファンドとは、とうとうeMAXISもネタ切れかと思っていたのですが、よくよく見てみると、宇宙開発の中身を見ると、ITAの銘柄とかなりかぶっていることに気づきまして、調べてみました。

・iシェアーズ米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)
https://www.ishares.com/us/products/239502/ishares-us-aerospace-defense-etf
ベンチマーク:Dow Jones U.S. Select Aerospace & Defense Index
信託報酬:0.43%
分配方針:年4回(3,6,9,12月) 昨年は約1%でした。
構成銘柄数:34

・eMAXIS Neo宇宙開発
https://emaxis.jp/fund/253299.html
ベンチマーク:S&P Kensho Space Index
信託報酬:0.7776%
分配方針:年1回(8月17日に分配金額を決定。昨年からのファンドなので実績なし。)
構成銘柄数:26

 注意が必要なのは、ウェイトのつけ方です。

 ITAは、時価総額加重平均です。ただし、次の制約を付けています。
一銘柄当たりの上限は22.5%。
4.5%以上のウェイトのある銘柄の総和は45%を上限。

 対して、eMAXIS Neoは、ちょっと特殊な均等加重平均です。
https://emaxis.jp/text/253270_180815.pdf
から、以下抜粋

『銘柄選定の際、AIが、テーマに関連するビジネスが主要事業である「コア銘柄」と、そうでない「ノンコア銘柄」に分るしており、それぞれの分類において均等比率で構成されます。~』

また、S&P Kensho Space Index の解説から
https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-kensho-space-index-usd
1銘柄当たりの上限は5.7%
上位10銘柄の合計の上限は50.6%
とのこと。

じゃ、構成銘柄とウェイトは、結局、どうなっているのでしょうか。見てみましょう。

iシェアーズ米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)は、2019年5月1日時点
eMAXIS Neo宇宙開発は、2019年4月26日時点です。

iシェアーズ米国航空宇宙・防衛ETF ウエイト(%) eMAXIS Neo 宇宙開発 ウエイト(%)
ボーイング 18.3 ボーイング 4.2
ユナイテッド・テクノロジーズ 16.26 ユナイテッド・テクノロジーズ 4.3
ロッキード・マーチン 6.83 ロッキード・マーチン 4.3
L3テクノロジーズ 4.84 L3テクノロジーズ
ハリス 4.79 ハリス 4.3
トランスダイム・グループ 4.49 トランスダイム・グループ
ノースロップ・グラマン 4.45 ノースロップ・グラマン 4.1
ゼネラル・ダイナミクス 4.19
レイセオン 3.95 レイセオン
テキストロン 2.91
ハイコ 2.6 ハイコ 4.8
アルコニック 2.47
ヘクセル 2.32 ヘクセル 4.7
スプリント・エアロシステムズ・ホールディングス 2.2
テレダイン・テクノロジーズ 1.73 テレダイン・テクノロジーズ 4.3
ハイコ 1.7

カーチス・ライト 1.5
ハンティントン・インガルス・インダストリーズ 1.47
アクソン・エンタープライズ 1.36
マーキュリー・システムズ 1.29 マーキュリー・システムズ
BWXテクノロジーズ 1.28 BWXテクノロジーズ
RBCベアリングス 1.1
エアロジェット・ロケットダイン・ホールディングス 0.99 エアロジェット・ロケットダイン・ホールディングス
ムーグ 0.97 ムーグ 5.2
クラトス・ディフェンス・アンド・セキュリティー 0.93 4.1
キュービック 0.77
アストロニクス 0.7
トライアンフ・グループ 0.68
エアロバイロンメント 0.59
ウエスコ・エアクラフト・ホールディングス 0.53
スターム・ルガー・アンド・カンパニー 0.53
AAR 0.52
ナショナル・プレスト・インダストリーズ 0.33
アメリカン・アウトドア・ブランズ 0.33

CACIインターナショナル

エンジリティー・ホールディングス

ジェイコブス・エンジニアリング・グループ

エスコ・テクノロジーズ

ボール

アンフェノール

エルビット・システムズ

TTMテクノロジーズ

アナログ・デバイセズ

TEコネクティビティ

マクサ・テクノロジーズ

スタンデックス・インターナショナル

パーク・エレクトロケミカル

 eMAXIS Neo 宇宙開発は、上位10銘柄のウェイトしか開示していないので、個別は不明なのですが、銘柄数からみて、結局、一銘柄当たり3~5%といった所でしょう。

 ITAの上位銘柄が、ほぼ、そのままeMAXIS Neo 宇宙開発でも採用されています。
その違いは、宇宙に関わらない防衛銘柄が含まれないこと。そして、時価総額加重平均と、均等加重平均の違いに集約されます。
 S&P500を上回るパフォーマンスのITA。これに対して、eMAXIS Neo 宇宙開発は、均等加重平均であることから、リスクも上がるけど、更に高いリターンが期待できそうです。そして購入が容易です。

積み立てちゃおうかなぁ~

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