2025年12月29日月曜日

保有資産棚卸 2025年12月末

 2025年12月28日、大納会はまだ先ですけど、今年は旅行に行こうと思うので少し早めに資産状況の棚卸をすることにしました。下半期の政治・経済のトピックスは何といっても、女性初の総理大臣誕生でしょうか。公明党が連立を離脱して、ガソリン減税、年収の壁引き上げと近年まれにみる減税実現。日経平均も高値推移を維持しています。岸波路線が継続していたら4万割れしていたと思っているので、この点は本当に良かったです。つくづく気持ちの持ち方で世の中の景色が変わるものだなと、そう感じます。
 日々の仕事に追われてヘロヘロになりながらですが、我が資産は時流をとらえて成長していってくれています。次のステージを夢想しながら耐え忍ぶ日々。これからどんなリスクイベントが発生するのかは分かりませんが、できるだけダメージは抑えながら、リターンを享受していかなくてはなりません。半期に一度の資産の棚卸をしながら、どうポートフォリオを構築していこうか検討していこうと思います。

1.2025年下半期のパフォーマンス比較

 まずは、主だったインデックスと私のポートフォリオの下半期のパーマンス比較です。7月って、まだ1ドル143円だったんですね。
 ありゃりゃ、半期前はNASDAQに勝ったって喜んでいたのに、TOPIXにも負けていました。金額は准将に伸びていたので浮かれていたのですが、どうやら私のPFがリターンを先取りしていただけだったようです。

2.ポートフォリオの構成比率変化
 私のポートフォリオは、それぞれ目的、テーマを持って分散投資しています。何だか節操がなくバラバラで、もうオルカンで良いんじゃね?という気もしますが、一応拘りをもやってます。毎月、新NISAの投資枠を埋めると、投資資金はかなり枯渇してしまうのですが、やりくりしてチョコチョコいじくりまわしてきました。こうして見ると構成比率がちょーっと変わってきた、、、かな。
3.ポートフォリオ詳細
☆印:毎月買い付け、赤字:新規購入
(1)長期国際分散投資
 ここはポートフォリオの土台として、セゾン投信の2ファンドとeMAXIS Slimの先進国株式に投資しています。今後10年、20年と安心してホールド出来るものとして、今はこの3ファンドを選定しています。
(2)日本応援投資
 ここでは日本の優良企業、活躍して欲しい企業を応援するようなファンドを購入しているのですが、すっかり寂しくなりました。前政権の継続拒否を意思表明するために、バサッと売ってしまったからな訳ですが、地政学リスクをにらみながらのインフレ時代に購入すべきファンドは見つからないので、暫くはこのままかなぁ。
(3)高配当株投資
 高配当株は、個別株を少し整理しました。とうとう日本でもインフレが2%にも至ろうかという中では、インカムだけでなくキャピタルの成長も必要。満を持してJEPQを導入してしまいました。長期投資家としてオプションを導入すべきかは葛藤がありましたが、ボラティリティを配当に変換していると考えれば、1~2%なら導入してもいいかと思いまして。でもこのETFすごいですね、毎月配当で10%越えの利回りです。こんな現代の錬金術に永続性があるのだろうかと自問しながら、少しずつ買い増していく自分がいます。。。
(4)REIT
 昨年からREITが来ま~すという煽りがある中、食指が伸びず結局ほとんど買い増さず、です。実際、値段は上がっているんですけど、日銀が利上げ姿勢を崩さない状況では、他を差し置いてまで購入する魅力を感じないんですよね。
(5)航空宇宙・防衛セクター投資
 ウクライナ方面はトランプ大統領の介入で半ば強引に停戦交渉が進行しています。対して、我が国の南方、台湾・尖閣周辺では本日もPLAが軍事演習です。NATOも我が国も防衛費を急速に引き上げていっている状況を受けて、防衛セクターは好調です。今期はMHIとIHIを少し利確しましたけど、それでも依然として好調です。SHLDは適宜買い増そうと思いますが、このセクターはウェイトが大きくなりすぎたので引き続き利確のタイミングを見計らっていこうと思います。
(6)情報コミュニケーションセクター投資
 上期は流石の勢いだったのですが、今期は終盤にかけて勢いが下がってきました。ゲームメーカーも漸く買い時か、ということで手ぐすね引いて待っている所です。そして下期は5253カバーを購入してます。今更ながらVtuberに嵌ってしまいまして、買って応援、箱推ししています。利回り0%の上に今年は右肩下がりで、ちょっとなぁ、と思いながらも、日本のコンテンツ業界を盛り上げる企業なので少しずつ買っていこうかと思います。
(7)その他色々投資
 ここは節操なく、思い付きで売ったり買ったりしている所なのですが、高市政権になって日本株の成長の確度が上がってきました。2017 IFJPXプライム150と、それに加えて2840 IFナスダック100 を少額ながら毎月購入するようにしました。安定したリターンを得るなら、優良なインデックスを組み込まないといけないというのもあるのですが、どちらかというと、トランプ関税のようなリスクイベント発生時に、利確するという手を持っておきたいという意図があります。413A、3687,6268、6597、6965、はAI・量子銘柄ですね。今後2,3年で芽が出ることを期待して、、、なのですが、ちょっと節操なく増やしすぎたかなぁ。
(8)債券・待機資金・コモディティ
 近年は債券の株式との逆相関性があまり機能しなくなったといわれていますが、この高金利には魅力を感じます。そして地味に毎年配当が貰えるのはうれしいもので、構成比率の引き上げを図っている所です。
4.2026年の投資戦略
 来年のテーマはずばり、キャッシュフローの改善ですね。新NISA年間投資枠360万円、毎月30万円の投資は、私のお給金では、なかなか厳しいものがあります。そんな中、毎月の配当金の収入もそれなりの金額になってきました。航空宇宙防衛セクターを金の生る木として、JEPQ、JPST、VCITに適時投資して、更にドル収入の増強を図ります。後はゲームメーカー株の購入。これは中々買い時が来なかったのですが、直近が調整局面なので、この隙にチョロチョロ買い増しを図ろうかと。でも、AI・量子関連も欲しいし、だめだー、資金が足りなーい。

2025年12月8日月曜日

2025年 12月投資環境レビュー


  本日は12月8日。師走の名の通り公私ともに忙しく過ごしています。

 投資環境レビューは、できれば毎月更新しようかとも思っていたのですが、どうまとめたものかというのを試行錯誤していたら、米国の政府閉鎖で統計が出てこなくなるしで、まとめるデータが更新されずじまい。政府閉鎖も解けたので、そろそろデータもボチボチ出てくるでしょうから、ここらでもう一度まとめてみます。

1.日米のマネタリーベース


 日米の中央銀行は協調してマネタリーベースを縮小していってます。量的引き締めは日米の株価に下押し圧力がかかるはずなのですが、株価はお構いなしに最高値近辺に張り付いており、ちょーっと怖いですね。


2.米国の金利とインフレ率、失業率


 続いて、米国の政策金利、10年金利とインフレ率(PCE前年比)とブレークイーブンインフレ率(期待インフレ率)の推移です。PCEでのインフレ率は高止まりですが、政策金利は景気後退懸念でジワ下がり。10年金利も4%と高止まりですけど、期待インフレ率は2%と安定的です。

 米国の失業率とインフレ率は、9月時点とやや古い情報ですが、インフレ率5%、失業率はやや上昇傾向。こりゃ、政策金利を下げたくもなります。


3.日本の金利とインフレ率、失業率


 さて、問題の日本です。日本のコアコアCPIは直近で1.6%で停滞、対して日銀が重視しているという消費者物価指数の刈込平均値は2.2%でやや上振れ気味。どうやら、ここを根拠に日銀は政策金利を引き上げようとしているのか、ですね。直近のGDPもマイナスだった所に本日、下方修正のニュースがあった所です。こんなので利上げは意味不明ですよ。分かっていますね?植田さん。


 日本の失業率とインフレ率です。こちらのインフレ率は消費者物価指数の刈込平均値で見ています。コアコアCPIであったとしても、似たようなところをフラフラしています。日本のフィリップ曲線は、曲線じゃなく直角線ですねぇ。何なんでしょう。


4.為替

 そして問題の為替です。みんな何かそれらしい理由で語っているけど、納得のいく理由が分からない円安ですね。上のグラフは為替と日米の実質政策金利の差、実質長期金利の差の推移です。米国のほうは、政策金利-ブレークイーブンインフレ率、名目10年金利-ブレークイーブンインフレ率です。日本の方は、期待インフレ率ではなく消費者物価指数の刈込平均値を名目金利から引いたものを実質金利としました。
 なるほど、コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻を経て、どうやらドル円は新たなルールで動くようになったようです。これまでは名目円金利差を基準に動いていたのが、2022年を境に実質金利差を基準に動くようになったようです。


 2022年以降の推移から、実質金利差と為替の相関を見て、近似式を作成してみました。為替は相変わらず暴れていますが、まあ、悪くないでしょう。なお理論的には日米のマネタリーベースの比も並べていますが、為替にはほぼ影響が見られずです。

 直近は沖縄周辺にPLAの空母がこんにちわしています。台湾は常にPLAに包囲されるようになって久しいですが、とうとう日本にも眼に見える形で軍事的な圧力をかけてきています。伝統的に戦争に弱い中国が全面戦争に突入するような真似をするとは思いませんが、その代わり、それ以外のことは何でもやってきます。デフレからの脱却、加速の局面を地政学リスクが頭を抑える構図になってきました。

 難しい舵取りになりますが、2026年もどうか無事に爆益が実現しますように。