2025年7月28日月曜日

2025年7月度 投資環境レビュー

 本日は2025年7月27日日曜日、政治経済において重要なイベントをこなした一週間でした。 ちょうど一週間前の参院選の石破自民大敗。それを待ちわびたかのように7月22日にトランプ大統領関税交渉の妥結の発表。でも、交渉の結果何が決まったのか、未だに判然としません。何なんですかね、これ?普通、日米の共同声明でこんなことが決まりましたって発表するよね。なのに、日経平均は1500円ほど上昇するし。

こんな時は、しっかし足元を見直して、今がどういう状況なのかを見つめ直す所からですよね。ということで、株価に関連しそうな経済指標をまとめてみました。


1.マネタリーベース

 マネタリーベースの拡大による金融緩和は、いわゆる金融相場による株価上昇を生み出します。2019年末のコロナ禍での大規模な金融緩和、その反動のインフレを抑えるため、2022年から日米ともにマネタリーベースの拡大は見られません。直近は、日米で完全にリンクしているんですね。

2.金利とインフレ率

 まずは、米国の金利とインフレ率を見ていきます。直近、みんな4%ぐらいになってきてますね。インフレ率は、CPIじゃなくてPCEから作成しています。政策金利は緩やかに下げていくのでしょうね。気になるのは超長期金利がジワジワ上がってきているところ。どうなるんでしょうね。

 そして日本です。長い停滞の末のコロナ禍とロシアのウクライナ侵攻を端を発したインフレの復活。超長期金利が3%、長期が1.5%程度ですか。金利のある世界にようこそ!


3.インフレ率と失業率

 米国の失業率とインフレ率、いわゆるフィリップ曲線です。インフレ率は4.5%、失業率も4.1%で、丁度いい所に来ているのかな、と思うのですが、どうなんでしょうね。

続いて、日本の失業率とインフレ率です。こちらは失業率2.5%、インフレ率は3.4%。結構な勢いでインフレ率が上がってきているように見えます。デフレ脳だと、確かに利上げしようと思ってしまうのも無理はない気がします。


4.為替

 ドル円の為替については、日米のマネタリーベースの比と、2000年からの日米10年国債利回りの差から算出した近似値の推移を併記します。うーん、円が弱すぎますね。

5.株価予想

 景気後退、景気後退といわれていた割には、SP500は高止まり。これはおもちゃですけど、マネタリーベースや、政策金利、失業率、インフレ率で回帰分析で割り出したSP500の近似式との比較です。直近は6000ポイント越えですしね。対して近似式は4600ポイントがせいぜい。どう見ても割高。。。



 対して、同様に日本のマネタリーベース、政策金利、インフレ率失業率、為替、SP500を回帰分析して割り出した日経平均の近似式との比較です。きれいに一致していて割高感は無いです。


エイヤで予想しておくと、年末のSP500は上値は限定的、マネタリーべ須は据え置き、政策金利は0.5%dawn、インフレ率は低下、失業率はやや上昇、トータルではSP500は3%DOWN?

日経平均も、同じくマネタリーベースは据え置き、政策金利は0.25%UP、インフレ率と失業率は据え置き、ドル円は135円、日経平均は6%DOWNって所かな?

 これから関税を引き上げるというのだから上昇はないだろ、、、と思うんですけど、どうなっちゃうんですかね。








2025年7月5日土曜日

保有資産棚卸 2025年6月末

  さて、2025年も半年が経過したので、ここで私のポートフォリオのチェックをしていきます。

 トランプ政権が発足して半年、株式市場を早速引っ掻き回してくれました。トランプ関税ショックであわやAIバブル崩壊か!?と焦らせてくれました。その際は、事前に売れるものは売っていくことで、上手く切り抜けたと自画自賛したものですが、気付けばSP500は最高値圏、日経平均も4万円台に復帰して上半期終了を迎えました。

 このような投資行動がいかなる結果をもたらしたか、パフォーマンスチェックします。


 じゃじゃーん!オルカン、NASDAQ、日経平均、主だった指標に対して、ドル建てで見ても、円建てで見ても、完全にアウトパフォームしました。やったね!

 まあ、これはちょっと出来過ぎです。トランプショック回避成功みたいなことは、そうそう上手くいくものではないですし。驕ることなかれ。油断せず手堅くいきたいと思います。

 ポートフォリオの構成比率の変化を見ていきます。


 当たり前の事ですが、日々の投資行動と市場のトレンドを反映したものになっていますね。では、個別に中身を見ていきます。☆は毎月購入銘柄。赤字は新規購入銘柄になります。


1.長期国際分散投資


 こちらは元セゾン投信の中野さんが掲げた、長期・国際分散・積み立て投資を粛々と継続し、我がポートフォリオの土台となるアセットです。専制主義国家、非民主主義国には投資したくないのですが、その理念に敬意を表してセゾン投信の2ファンドに関しては、世界全体への投資を継続しています。とはいえ、自由民主義を掲げる先進国が分断された世界においても必ず勝利するだろう、そうあるべきだ、と思うので、今はeMAXIXSの先進国株の購入に注力しています。

2.日本応援投資

 投資家たるもの、資産を増やすにしても、自らの生活する地域、祖国の発展に資さなければ、社会的な存在価値を問われてしまいます。そんな思いから、よりよい日本の発展を応援するようなファンドを買い付けていたのですが、、、がっつり売りました。

 なんでって、石破総理と植田日銀の下では、日本経済の発展が出来ないと思ったからです。総理退陣を求める抗議の意思を示すには、日経平均株価を下げるしかないと思い、断腸の思いでセゾン共創日本ファンドや、なかの日本成長ファンド等を売却しました。
 ようやくデフレが脱却してきているに、石破自民には経済政策そのものがありませんでした。びっくりです。補正予算をやらなかった内閣は久しぶりですよ。選挙で負けても総理に居座りそうなのが、最近の悩みの種です。

3.高配当株投資


 配当いいよね。本当にいい。
働かなくても、勝手に口座にお金が入ってくる。配当入金のお知らせメールはまさに福音です。高配当企業の従業員の皆様のおかげで、毎年の配当成長もあります。インフレ時代にあっても、賃金上昇は厳しいものがあります。結局、一般庶民がインフレに対抗するには、株式購入が近道です。会社に依存しない生き方を目指すために、私は株式を粛々と購入していきます。

4.REIT

 今年は、REITが買いです、と言われながらも結局、私はREITをあまり買えませんでした。確かに利回りは魅力的な水準と言えなくもないのですが、利上げ継続を表明する植田日銀の下では上値は重そう。であれば、米国債やハイイールド債の方がポートフォリオのリスク分散には良いかなと思い資金はそちらに回しております。

5.航空宇宙防衛セクター投資

 開戦から3年、未だにロシアのウクライナ侵攻は止まりません。そして、人民解放軍の航空母艦が沖縄と台湾の間の海を堂々と闊歩する時代となりました。この流れは二匹のプーさんがお星さまになるまでは変わらなそう。。。
 新規購入したSHLDは最近のお気に入りです。ヨーロッパの防衛企業は日本からアクセスがしにくいのですが、SHLDには結構な割合で含まれています。自由と民主主義の『盾』として適時買い増していこうと考えております。

6.情報・コミュニケーションセクター投資

 日本のコンテンツ産業と、米国のAI、そしてそれらを支える通信網、ここは時代の寵児ですね。バンダイとか、コナミとか、右肩上がり過ぎて買場がなかなか来ないのが悩みの種。もっと買っておけばよかった。でも、VGTの方はトランプショック前に一部を利確ています。流石に高値更新はもう少し先かと思っていたのですが、そこは読みを外してしまいました。どうもAIを巡るトレンドはまだまだ発展段階。私には人口の神を築く試みのようにも感じます。ピラミッドや古墳のようなシンボルを築く歴史的な事業を、今は民間が競って行う時代なのでしょうね。

7.その他色々投資

 ここは特にテーマ性もなく気になる銘柄を雑多に購入した所、でも最近はクオリティグロースの実験場にもなっています。
 最近気にしているのは、関税交渉の失敗の影響です。トヨタは日本企業の規範という面もある訳ですが、その企業価値が毀損されつつあります。トランプ個人の傍若無人ぶりを面白おかしく取り上げている場合ではなく、多くの雇用の喪失すら発生する事態です。
 鳩山、菅、野田内閣の時は、失態があってもマスコミは極めて擁護的でしたが、現在の石破内閣に対しても同じ状態です。すなわち災厄です。

8.債券・コモディティ・待機資金

 有事に備えるための待機資金とゴールド、そして換金性の高い債券。このご時世ならもう少し集めに確保しないといけないなと思いながらも、構成比率はこんなものです。

 ゴールドは少し売りました。中露の息切れを見越して、そろそろ一旦天井を迎えるだろうと見越しての事です。TLTは、トランプの利下げ要求はあるものの、上がり続ける株式の比率を抑えるために、少しだけ買っていってます。毎月、配当があるので嬉しいんですよね♪

 さて、トランプショックの危機は一旦は過ぎましたが、関税の猶予期限は後僅かです。石破内閣では事態を打開することは出来そうにもなく、どうやら日本経済は更なる危機を迎えることになりそうです。でも、売れるものは全て売りましたので、後はやることは同じです。せいぜい余剰資金の投入タイミングを推し測るだけなのですが、やるのかなぁ、やるんだろうなぁ。やっちゃったら、1年、2年は変わらないだろうから、さてどう凌ごうか。