新年あけましておめでとうございます。もう、仕事始めに入った方も多いかと思いますが、私はまだお正月休み中です。あともう少しだけゴロゴロできます。ゴロゴロ。
2022年を振り返りますと、コロナ禍がようやく終わりが見え始めたころに、ロシアのウクライナ侵攻が始まって資源高が一気に進行。そこにコロナ対策のバラまきの副作用のインフレと重なってしまいNASDAQを始めとした米国市場が無残な姿に。そんな中、我が日本国は金融緩和の効果で久しぶりの円安ターン!日本企業最高益!と思ったのも束の間。アホのマスコミのインフレ煽りに堪えかねて黒田逆バズーカが炸裂、円安ターンはあっさり終了。安倍さんが選挙中に暗殺されるという衝撃と共に、また緊縮と増税の悪循環の暗い時代に引き戻される不安に苛まれています。
我らが検討士キッシーが安保3文書をあっさり改定してしまうぐらい、台湾・南西諸島は危機的な状況で、専制主義国家との分断と対立は、まだまだ続きそう。であれば一投資家としては如何にして生き残るべきか。。。
お仕事を始める前に、昨年の資産状況をまとめまして、今年の資産形成の作戦を練っていきたいと思います。
まずは、ポートフォリオの概況です。
※ドルは円に換算(130.98USD/JPY)
私のポートフォリオの柱は、長期国際分散、高配当、航空宇宙防衛セクターの3本柱です。高配当と航空宇宙防衛セクターは、数年前から見越していた、今の世界情勢に上手くフィットしてくれました。対して長期国際分散は、今となっては古き良きグローバル時代の遺産なのかもしれませんが、更に長期を考え、ポートフォリオの中核に据えています。下期は相当の資金を入金してきたのですが、あまり比率が増えていませんねぇ。。。
細かく見ていきます。☆は毎月買い付け銘柄。赤字は新規購入銘柄です。
1.長期国際分散投資
長期国際分散投資には、セゾン投信さんの2ファンドを充てています。かつて最強を誇った資産形成の達人ファンドが最近は冴えません。売れ線のオルカンにもアンダーパフォームです。ちょっと心配ではあるのですが、ここは長期で見ていきます。時勢に逆らう形になるのですが、下期は毎月達人ファンドに追加入金を行ってきました。中々目標比率に近づきませんけど、淡々と積み立てを行っていきます。
2.日本応援投資
世界経済が総崩れの中、亀の歩みでも淡々と進み続ける日本株に、今年は脚光が集まるだろうと言われています。でもドル建てで見たら日経平均も惨憺たる有様なんですけどねぇ。どうなんでしょう?
ここは日本応援を目的とした投資ですし、これからも良いと思えるファンドに心意気で投資していきます。
3.高配当投資
テクノロジーセクターに比べれば、地味な値動きですけど、下げ相場の中では、高配当株は、やっぱりいい仕事をしてくれます。中々値下がりしませんね。そして着実に配当金を届けてくれます。
下期は日本株ではNOKを購入しました。景気敏感株にはなりますが配当4%越えは大きいですよね。
米国株ではCSCO,IDA,PKG,VZを新規購入しました。銘柄選定基準は、配当月が3、6、9、12月以外の高配当株であることです。どうしても、この4カ月に配当が集中してしまうので、それ以外の配当月の銘柄を増やして日々のモチベーションの維持・向上のため購入しました。
それに、久しぶりにドル円相場が荒れて思いましたが、やっぱりドルでの収入が欲しいです。為替が荒れると、いつ買っていいか分かりません。まあ、為替は考えるだけ無駄なので欲しい時に買うのですが、やはりドルで収入を得てドルで米国株を買うのが理想。そのためには更なる米国高配当株の拡充が必要と考える次第。
4.REIT
5.航空宇宙防衛セクター投資
下期も追加購入はしていなかったのですが、時節柄もあって好調なセクターです。日本も防衛費倍増を掲げていますが、その受け皿となりそうな企業ぞろいです。軍事の話を言うと倫理的にどうなの?と思われるもしれませんが、自由と民主主義を守る担い手となっている企業なのだから、投資することに躊躇いはありません。それにロッキードマーチンなんて凄いんですよ。核融合なんかにも手を出しているし。とんでもないポテンシャルがあると思います。
6.その他色々投資
ここは相変わらず雑多なところです。その時の気分で売買してしまっています。直近ではSP500を大分売りました。もともと好調な米国株の成長を取り込むために積み立てていましたが、円建てでも値崩れしかかっていたので。右肩下がりの今の状況を見るに上手く逃げ切れました。
後は、MIPOXとタムラ製作所を新規で購入しました。まあ、エミンユルマズさんのお師匠様の本を見て、スケベ根性で買ってしまいました。絶賛値下がり中です。。。
米国の利上げは今年も続く以上、SP500の本格的な回復はまだ先です。その間は日本の中小型成長株を仕込んでおきたい所ですけど、不良債権置き場になる可能性も高く、悩ましいです。
7.金・プラチナ・待機資金
こちらは特に動きはありません。金とプラチナは米国の利上げの中にあっても健闘しています。プラチナの方は手放そうと考えていますが、もう少しだけ様子見です。
さて最後に2023年の投資戦略です。今年はIMFの見通しでも世界経済は停滞が見込まれます。そして米国FRBは年内利上げを継続すると言っていますので、とすると、株式市場の冬はまだまだ続きます。
という訳で、投資戦略も基本的には継続です。目標ポートフォリオと乖離している長期国際分散投資、資産形成の達人ファンドにまずはオーバーウェイト。高配当投資は米国高配当株を継続して買い入れて、引き続き配当月の分散を図ります。
後は今期は中小型株にチャレンジしてみようかなぁ、と思っています。。。けど、なんか面倒くさいんですよね。結局、ハイリスクハイリターンになるので、優良なファンドを買い付ければ良いという結論が見えているのですが、中々目ぼしいものが見当たらない。であれば自分で作るしかない。って、話なんですが、誰か素敵なファンドを作ってくれませんかねぇ。
ちょろちょろ購入していた投資本を見返しつつ、オリジナルファンドのコンセプトを考える所から始めてみます。
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